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12月20日-09号
12月20日-09号

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  1. 習志野市議会 2013-12-20
    12月20日-09号


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    平成25年 12月 定例会(第4回)     平成25年習志野市議会第4回定例会会議録(第9号)-----------------------------------◯平成25年12月20日(金曜日)-----------------------------------◯議事日程(第9号)  平成25年12月20日(金曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 議案第75号ないし議案第95号並びに受理番号第1358号ないし受理番号第1367号及び受理番号第1369号ないし受理番号第1371号について(委員長報告~採決) 第3 発議案第1号ないし発議案第3号について(提案理由の説明~採決)-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 1.諸般の報告 1.会議録署名議員の指名 1.議案第75号ないし議案第95号並びに受理番号第1358号ないし受理番号第1367号及び受理番号第1369号ないし受理番号第1371号について(委員長報告、質疑) 1.委員会に再付託し、閉会中継続審査とする動議(議案第91号) 1.議案第75号ないし議案第95号並びに受理番号第1358号ないし受理番号第1367号及び受理番号第1369号ないし受理番号第1371号について(討論、採決) 1.発議案第1号ないし発議案第3号について(提案理由の説明~採決) 1.市長挨拶 1.閉会-----------------------------------◯出席議員(30名)   1番  市川寿子君     2番  谷岡 隆君   3番  市瀬健治君     4番  佐野正人君   5番  高橋剛弘君     6番  伊藤 寛君   7番  宮内一夫君     8番  木村 孝君   9番  杉山和春君    10番  相原和幸君  11番  中山恭順君    12番  立崎誠一君  13番  木村静子君    14番  平川博文君  15番  真船和子君    16番  布施孝一君  17番  市角雄幸君    18番  央 重則君  19番  清水大輔君    20番  田中真太郎君  21番  荒木和幸君    22番  佐々木秀一君  23番  木村孝浩君    24番  小川利枝子君  25番  清水晴一君    26番  帯包文雄君  27番  長田弘一君    28番  関 桂次君  29番  斉藤賢治君    30番  宮本博之君◯欠席議員 なし-----------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名  市長       宮本泰介君   副市長      西村 徹君  企画政策部長   諏訪晴信君   総務部長     高野次夫君  財政部長     白川久雄君   環境部長     岡澤昭吉君  市民経済部長   小川臣朗君   保健福祉部長   真殿弘一君  都市整備部長   福島 泉君   こども部長    若林一敏君  消防長      古賀弘徳君   企業管理者    本城章次良君  教育長      植松榮人君   学校教育部長   辻 利信君  総務部次長    浅井勝則君-----------------------------------◯議会事務局出席職員氏名  事務局長     広瀬宏幸    議事課長     吉橋英雄  議事係長     海老原智実   主任主事     渡部祐樹  主任主事     岩本祐介    主任主事     三井宏昭-----------------------------------     午前10時0分開議 ○議長(斉藤賢治君) これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は30名であります。よって、会議は成立いたしました。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(斉藤賢治君) この際、諸般の報告をいたします。 まず、監査委員から、昨日12月19日付で平成25年度監査結果報告書が、また、例月出納検査結果報告の提出があり、これらを受理いたしましたが、それらはお手元に配付したとおりであります。 次に、発議案第1号及び発議案第2号が木村静子議員外3名から、発議案第3号が谷岡隆議員外3名から提出され、これらを受理いたしましたが、それらはお手元に配付したとおりであります。 これにて報告を終わります。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(斉藤賢治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において        11番  中山恭順議員及び        12番  立崎誠一議員を指名いたします。----------------------------------- △議案第75号ないし議案第95号並びに受理番号第1358号ないし受理番号第1367号及び受理番号第1369号ないし受理番号 ○議長(斉藤賢治君) 日程第2、議案第75号ないし議案第95号並びに受理番号第1358号ないし受理番号第1367号及び受理番号第1369号ないし受理番号第1371号を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。 まず、総務常任委員長木村孝浩議員。登壇を願います。     〔総務常任委員長 木村孝浩君 登壇〕 ◆総務常任委員長(木村孝浩君) 皆さん、おはようございます。 総務常任委員会に付託されました議案5件、陳情6件の計11件について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、議案第79号習志野市公共施設等再生整備基金条例の制定について申し上げます。 本案について、当局より提案理由の説明を受けた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、条例案では都市施設整備基金の対象となっていたものが外れると思うが、いかがか。 1、条例案の公共施設等とは、再生計画上の施設系、プラント系、インフラ系全部を含めると考えてよいか。また、今後、それらを合わせてどれぐらいの費用が必要になると考えているのか。 1、毎年度積み立てる1億円の根拠を説明されたい。 1、寄附金及び一般会計における不動産売払収入額は、今後どのぐらい見込んでいるのか。 1、仲よし幼稚園跡地の売却益は全て基金に積み立てるのか。 1、旧庁舎及び公共施設再生計画上における用地について、どれぐらいの土地を売り、どれぐらいの収入を見込んでいるのか。 1、再生整備とは、どのような意味から新設も含むとしているのか。 1、統合する2つの基金があり続けた場合のデメリットは何か。 1、緊急を要する改修・補修等が生じた場合では、この基金からは使わないと考えてよろしいのか。 1、財政状況に余裕ができたとき、1億円を超えて積み立てることもあるのか。 1、基金の運用益はどこに積み立てるのか。 1、借地による地代収入を今後の財源とすることも、財政政策上、有効かと思うが、不動産売払収入だけを対象にしているのはなぜか。 1、来年度予算から今まで積み立てをしていなかった1億円分の事業が削減されるのか。また、財政部から削減する事業について指示したのか。 等の質疑があり、それぞれ当局の答弁を受けました。 また、質疑の過程において、各委員から、 1、1億円の積立額が適切なのか、今後も精査していただきたい。また、不動産活用について、売り払いか借地のどちらがいいのか検討し、慎重に対応していただきたい。 1、将来財政的に余裕ができたときには、積立額1億円以上という条例改正ができるような思いを持っていただきたい。 等の要望が述べられました。 質疑終結の後、一委員より賛成討論があり、採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決しました。 次に、議案第81号習志野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案について、当局より提案理由の説明を受けた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、標準的な勤務成績とは何か。また、それを超える勤務成績とは何をもって評価されるのか。 1、昇給制度については、上司の評価等ではなく、かなり機械的に運用されていると理解してもよいのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決しました。 次に、議案第82号習志野市使用料条例等の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案について、当局より提案理由の説明を受けた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、急病診療所の費用と休日・急病歯科診療所の費用について、受益者負担の受益者とは誰か。また、なぜ診療所の費用を今回改定するのか。 1、公民館サークルスポーツ施設利用者には説明しているのか。また、値上げされる金額等への意見は出ているのか。 1、放課後児童会は、子どもを預かるという点で保育という観点もある。一方でかなりの納税をし、さらに保育料で値上げを求めることは過重な負担ではないか。 1、所得の再配分という点などから考えても、応能負担を原則として財源を確保していく方向に重きを置くべきではないか。 1、減価償却費の算入、改定率1.5倍というのは近隣他市を参考にしたものか。 1、福祉的な要素、市民活動の助けになる等の考えから、ほかの施策の中では減免措置をとる料金設定をしているものもあったと思うが、いかがか。 1、道路占用料のうち、主に企業が負担するであろう部分について、料金改定なしとした理由を伺う。 1、積算の根拠を調整し、経済力のある企業には、もう少し負担していただく方向に誘導できないのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、一委員より反対討論があり、採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決しました。 次に、議案第87号習志野市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。 本案について、当局より提案理由の説明を受けた後、質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成により可決するものと決しました。 次に、議案第90号固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて申し上げます。 本案について、当局より提案理由の説明を受けた後、質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成により同意するものと決しました。 次に、議案第91号並びに受理番号第1362号及び第1371号の計3件について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 議案第91号並びに受理番号第1362号及び第1371号の計3件については、仲よし幼稚園跡地に関する議案並びに陳情でありますので、一括議題として審査を行いました。 まず、議案について当局より提案理由の説明を受け、続いて陳情2件について当局より参考意見を求めた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、陳情2件の中で公募型プロポーザル方式に問題があるのではないかと記されているが、意見を伺う。 1、買い受け希望価格から公共施設整備に係る費用を差し引いた金額で比べないと、誤った考えを持つ可能性があると思うが、いかがか。 1、市当局としては、事業者選定に係る議論等の経緯を公にしていないと考えているのか。 1、高層マンションが建つとなったとき、年間の財政効果を試算しているのか。 1、土地の価格がこれからまだ上がるとすれば、待っていたほうがいいという考えもあると思うが、いかがか。 1、事業者の評価の中に土地の買い受け価格に関し、価格変更の可能性についての言及があるということについて説明されたい。 1、プレゼンに際し、事業者の匿名性は完全に確保されたと認識してよろしいか。 1、事業者選定に当たり、普通は内部の方、特に部長等が選定するということは一般的にないと思うが、なぜ委員になったのか。 1、仮評価においては、三菱地所と東京建物にそこまで大きな点差は出ないのではないかと思うが、考えを伺う。 1、隣接地権者との仮契約でも、市と同様の猶予期間があるのか。あるのであれば、谷津小学校の問題が教育委員会で結論が出た後、より熟慮した上で提案すべきだったと思うが、いかがか。 1、将来的に超高齢化のマンションとなり、経常経費がふえていくことも考えられ、単に財政効果があるとは言えないと思うが、まちづくりの観点から今回の売却について考えを伺う。 1、谷津小学校の問題が決まってから、仮契約を本契約にすべきであると考えるが、なぜこの時期に提案したのか。 1、避難場所等、防災上の計画について伺う。 1、プレゼンの方法は全て事業者に任されていたのか。採点が客観的かつ公平になされるよう、市が調整をしなかったのか。 1、土地売却と起債を財源確保策として比較した場合、今回の売却は有効と言えるのか。 1、売却した資金が将来世代にまで有効に使われるのか。目先の大規模な施設の建設に充てられ、将来世代に残らないのではないかという意見もあるが、いかがか。 1、習志野市政が始まってから、この売却の金額、面積というのは一番大きいものか。 1、契約後に工事が始まり、クレームや事故が起きた場合の損害賠償に対して、市が責任を負うのか。 1、契約上、事業におくれが出た場合、どのようなことが考えられるのか。 等の質疑があり、それぞれ当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、一委員より議案第91号に対し反対討論が、一委員より受理番号第1362号及び第1371号の2件に対し賛成討論があり、逐一採決の結果、議案第91号については、賛成多数により可決すべきものと決し、受理番号第1362号及び第1371号の2件については、賛成少数により不採択すべきものと決しました。 なお、審査の過程において継続審査の動議が提出され、採決の結果、賛成少数により否決されましたことを申し添えます。 次に、受理番号第1361号特定秘密保護法反対の意見書提出を求める陳情について申し上げます。 本陳情について、当局より参考意見を求めた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、国からの詳細が明らかでない中、自衛隊の訓練時間や騒音調査といった本市が市民に情報提供しているものが、この法律の対象とならないと言い切れるのか。 1、与党の幹事長が、反対を訴えるだけでテロ行為と決めつけるということについて、行政としてどう思うか。 1、国の運用状況を注視するだけではなく、国に対して意見を出すつもりがあるのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、一委員より賛成討論があり、採決の結果、賛成少数により不採択すべきものと決しました。 次に、受理番号第1363号国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情について申し上げます。 本陳情について、当局より参考意見を求めた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、税率引き上げによる習志野市内での影響をどう考えているのか。 1、中小企業の経営に大きな打撃を与えるのではないかという点について見解を伺う。 1、失業率が全体的に6年ぐらい前の数字に戻ってきている。経済が回復してきたという判断で8%に踏み切ったということは正しいと思うが、いかがか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 また、質疑の過程において、一委員から、数字上の失業率だけで経済情勢を見るのではなく、その内実を分析して、消費税またはそれ以外の税制のあり方について分析をしていただきたいとの要望が述べられました。 質疑終結の後、一委員より賛成討論があり、採決の結果、賛成少数により不採択すべきものと決しました。 最後に、受理番号第1367号ギャンブルのいっそうの広がりを防ぐよう求める陳情について申し上げます。 本陳情について、当局より参考意見を求めた後、各委員より質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、習志野市にカジノ場を誘致することがないよう態度を明らかにできるのか。 1、市内におけるギャンブル施設場においてギャンブル依存症の実態を調べる予定はあるのか。 1、可能な限り短時日の間にギャンブル施設を本市から撤退させていただきたいとのことだが、可能か。 1、ギャンブル依存症に対する国・県の具体的な取り組み状況を市でつかんでいるのか。 1、ボートピア習志野の施行者側から競輪等の場外発売など業務拡大の申し入れはないのか。 等の質疑があり、それぞれ当局の答弁を受けました。 なお、質疑の過程において、一委員から、ギャンブル依存症への対応について、国や県の取り組みが遅いという中で市独自の施策を検討していただきたいとの要望が述べられました。 質疑終結の後、一委員より賛成討論があり、採決の結果、賛成少数により不採択すべきものと決しました。 以上で総務常任委員会の報告を終わります。     〔総務常任委員長 木村孝浩君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) 次に、建設常任委員長田中真太郎議員。登壇を願います。     〔建設常任委員長 田中真太郎君 登壇〕 ◆建設常任委員長(田中真太郎君) 次に、建設常任委員会に付託されました議案4件について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本委員会は、開会後、休憩をとり、付託案件等に伴う現地調査を行い、審査に入りました。 まず、議案第80号習志野市建築関係手数料条例の制定についてを申し上げます。 本案について、当局から提案理由の説明を受けた後、質疑に入り、各委員より質疑がありました。その主なものを申し上げますと、 1、業務量は、今後どのくらいふえていくのか。 1、手数料収入はどのくらいになるのか。 1、習志野市が特定行政庁へ移行する。申請、検査、許可、認定、指定の作業ができる。この中で最初の大きな審査項目は、仲よし幼稚園跡地駐車場の容積率の緩和が審査の対象事項となる。スケジュールについての説明を求める。 1、ポイントになるのが容積率の緩和である。今、600%、750%をめどに考えている。これは申請者が申請の段階で事前の打ち合わせをしていないと、いきなりというわけにはいかない。事前の打ち合わせはいつごろから開始しようと思っているのか。 1、開発事業者と綿密な事前協議をする。今回のプロポーザルにおける入札で、あらかじめ容積率の緩和については、どういう条件を参加者に提示したのか。 1、総合設計制度に基づく協議の中に大きな課題として容積率が入っている。公共公益的な土地利用が行われるという前提がある。具体的に事前協議の中で出ているのか。 1、従来は千葉県の守備範囲の中の審査だった。今回については習志野市が優先的に審査することができる。習志野市の都市政策の方針というものを、この審査の事前協議の段階から十分提示すべきだと思う。習志野市の都市政策の基本は文教住宅都市子育て日本一。都市政策のビジョンを持って当たる準備ができているのか。 1、JR津田沼駅南口の今日の幼児教育、義務教育、保育所を初め小学校などの状況を見ると、君たち都市政策の進め方については全く信用していない。公共駐車場のスペースがゼロという現実。土地利用について公共・公益的な利用を図るからこそ容積率の緩和については十分応じていく。公共駐車場についての意見を聞きたい。 1、当初の提案にないものを今さら言えないのなら、何で最初から公共駐車場を入れなかったのか。 1、44階建てのマンションを建てる場合に、駐車場の計画がなくても法律上の問題はクリアできるのか。また、条例に基づき容積率を制限していく考えはあるのか。 1、価格については変更がない。容積率も750%で変更がない。ただし、理論上は870%は可能なのか。 1、この信義則というのは民法の中で大事な原理・原則。習志野市の都市計画ではそれが実行されていない。これから土地売買契約書を相手方と交わしていく。三菱地所と平成19年9月26日に交わしたこの土地売買契約書の中で、容積率についての記述が入っている。土地売買契約書はいつ交わす予定なのか。容積率が固まっていないと土地売買契約書は結べないのではないか。 1、これから土地売買契約書を結ぶ。その際に当然容積率の記述が入るわけだ。その記述が入るためには、特定行政庁の中で一番大事な容積率の審査をして許可を出す時期以降でないと、金額の入った通常の土地売買契約書は結べない。どうなるのか。 1、総合設計方式でやるならば、土地売買契約書を結ぶときには当たり前の記述様式というのがある。インフラ整備、道路条件、用途地域、建蔽率、容積率、高度地区、地区計画、こういうものが当然入る。どうなのか。高度化で高層マンションを誘導していくような提案理由の説明があった。44階建てという、習志野市にとっては巨大な超高層マンションが建ち上がることで周辺の都市環境に与えるインパクトは相当なものがある。今既に24階建てが建っているけれども、24階と44階のこの間に、次々とJR津田沼駅南口で高層マンションが林立する可能性が生じる。これに対してどんな見通しを持っているのか。 1、資本主義経済の活発な事業活動に対し、非常に寛容な立場にいる。高度化が図れるならば反対論者ではない。住民の理解が得られるのであれば。ただし、何でそれに伴って公共・公益の保育所や幼稚園や小学校がないのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第83号習志野市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。 本案について、当局から提案理由の説明を受けた後、質疑に入り、各委員より質疑がありました。その主なものを申し上げますと、 1、前回の使用料を改定した時期と、そのときの理由を伺う。 1、直近5年の下水道普及率の推移を伺う。 1、平成29年度までの各年度末での目標値を伺う。 1、目標値を把握していない理由は、一体どういった理由があるのか。 1、下水道使用料が近隣の3市と比べると若干高い理由はどういったところにあるのか。 1、浦安市の下水道使用料が安い要因は何か。 1、公共下水道の市債の償還額は順調に減少している。設備投資の時期を終え、収益が上がる公共下水道会計になっている。遠からず公営企業法の適用を受け、特別会計から企業会計への移行が検討されている。下水道料金というのは誰が意思決定していくのか。現在の公共下水道料金の検討というのは、どういうシステムで料金の改定の根拠形成をしているのか。 1、設備投資の時期が終わって債務残高が減って、経営の内容が順調に推移していけば、下水道料金の料率の基準の再吟味ということがいずれかの時代にあっていいのではないか。 1、本市より面積が広いにもかかわらず、料金が安い自治体がある。本市の料金体系は決して安くないが、いかがか。 1、公共下水道整備が難しい場所にある家庭は現状でもあるのか。 1、船橋市域、千葉市域で本市の下水道を利用しているところはあるのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第84号習志野市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。 本案について、当局から提案理由の説明を受けた後、質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第92号市道の路線認定についてを申し上げます。 本案について、当局から提案理由の説明を受けた後、一委員より、道路の築造に当たり、市は費用負担をしたのかとの質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成をもって可決すべきものと決しました。 以上で建設常任委員会の報告を終わります。     〔建設常任委員長 田中真太郎君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) 次に、環境経済常任委員長央重則議員。登壇を願います。     〔環境経済常任委員長 央 重則君 登壇〕 ◆環境経済常任委員長(央重則君) 環境経済常任委員会に付託されました議案2件につきまして、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、議案第88号習志野市給水条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。 本案について、当局から提案理由の説明を受けた後、質疑に入り、各委員より、 1、本市は消費税増税による料金値上げを実施する予定だが、千葉県水道局の動向を把握しているのか。 1、預かり消費税から仮払い消費税等を差し引いた額について伺う。 1、消費税が10%になる際には、今回と同じように議案を提案する予定か。 1、消費税が増税された場合、国の指針に従って料金を改定しなければいけないのか。 1、初めて消費税が導入された際や、税率が3%から5%に引き上げられた際、水道使用量の抑制傾向は見られたか。 1、消費税増税前に購入したものを増税後に販売した場合、料金はどのように処理するのか。 1、各家庭が消費税増税による負担がわかりやすくなるように、算定例を何種類か示していただきたいが、いかがか。 等の質疑があり、それぞれ当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、一委員より賛成の討論、一委員より反対の討論がそれぞれあり、採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決しました。 次に、議案第89号習志野市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。 本案について、当局から提案理由の説明を受けた後、質疑に入り、各委員より、 1、消費税増税により料金改定する際には、石油石炭税の税率の特例分を企業局が負担しているという現状を利用者に伝えていただきたいと思うが、いかがか。 1、石油石炭税の税率の特例分を料金に転嫁しないことによるペナルティーはあるのか。 1、石油石炭税の税率の特例分については、1回目は既に企業局が負担しており、2回目も料金に転嫁しないとのことだが、この2回の企業局負担分については今後も利用者に転嫁しないと理解してよいのか。 等の質疑があり、それぞれ当局の答弁を受けました。 また、質疑の過程において、一委員から、次回の石油石炭税の税率の特例分に伴う料金引き上げの際には、企業努力でなるべく市民に転嫁しないようにしていただきたいとの要望が述べられました。 質疑終結の後、一委員より賛成の討論、一委員より反対の討論がそれぞれあり、採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決しました。 以上で環境経済常任委員会の報告を終わります。     〔環境経済常任委員長 央 重則君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) 次に、文教福祉常任委員長清水大輔議員。登壇を願います。     〔文教福祉常任委員長 清水大輔君 登壇〕 ◆文教福祉常任委員長(清水大輔君) 文教福祉常任委員会に付託されました議案5件、請願・陳情7件の計12件について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、議案第85号習志野市立こども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。 本案について、当局より提案理由の説明を受けた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、袖ケ浦こども園に袖ケ浦東、西幼稚園が統合されるが、通園距離は最大どのぐらいになるのか。 1、袖ケ浦こども園の設置工事がおくれていると聞いたが、現状どのようになっているのか。工事のおくれた原因は何か。予定どおりオープンできるのか。新たな工程表はいつできるのか。 1、袖ケ浦こども園の駐車・駐輪台数はそれぞれ何台か。計画台数で十分足りると考えているのか。 等の質疑があり、それぞれ当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、一委員より反対討論があり、採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決しました。 次に、議案第86号習志野市社会教育委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。 本案について、当局より提案理由の説明を受けた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、委員数は10名以内だが、4区分のそれぞれの人数は何名か。 1、委嘱する委員に、家庭教育の向上に資する活動を行う者とあるが、どのような方が対象となるのか。 1、今回の改正は文部科学省令で定める基準を参酌したとのことだが、具体的にどういうことを参酌したのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決しました。 次に、議案第93号及び第94号の2件について申し上げます。 本案2件は、いずれも高齢者福祉施設の指定管理者の指定についてでありますので、一括して審査を行いました。 本件2件について、当局より提案理由の説明を受けた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、指定管理者選定委員の中に学識経験者等の第三者はいたのか。 1、第93号及び第94号、ともに応募者は1者だが、公募に当たりどのような告知をしたのか。それぞれ1者しか応募がなかった理由は、当局はどのように捉えているのか。 1、第93号及び第94号の指定管理者を、それぞれいつから指定しているのか。また、それぞれの指定管理料は指定管理者制度導入当初から変わっているのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 また、質疑の過程において、一委員から、指定管理者の選定から評価に当たっては、公平・公正で、より透明感のある制度とするため、第三者評価制度を導入していただきたいとの要望が述べられました。 質疑終結の後、討論はなく、逐一採決の結果、ともに賛成多数により可決すべきものと決しました。 次に、議案第95号指定管理者の指定について(習志野市スポーツ11施設)を申し上げます。 本案について、当局より提案理由の説明を受けた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、習志野市スポーツ振興協会役員の中に、市職員を退職した方は何名いるのか。 1、公益社団法人が指定管理者として本市施設を運営することに当局はどういう考えを持っているのか。 1、11施設を一括して任せるメリットは何か。それぞれの施設をそれぞれの事業者に任せたほうが、より市民のニーズにマッチしたものが求められると思うが、いかがか。 1、一括することで民間参入がしづらくなることを懸念するが、当局はどう考えているのか。 1、11施設の管理業務は全て協会職員が行うのか。協会職員は何名か。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決しました。 次に、受理番号第1358号及び第1370号の2件について申し上げます。 本陳情2件は、いずれも谷津小学校児童数増加への対応に関する陳情ですので、一括して審査を行いました。 本陳情2件について、当局から参考意見を求めた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、開発地区に年齢層の高い方が入居すると想定した根拠は何か。 1、通学区を変更せず、仮設校舎などで対応し、最大56学級での運営をしていくとのことだが、障がい児への対応、グラウンド、プール及び特別教室などの対応はどうするのか。 1、以前の説明会で反発のあった高学年分離案を今回の説明会でも提案してきた教育委員会の狙いはどこにあるのか。 1、12月15日が最後の地域住民説明会で、12月25日に教育委員会会議が開催されるが、わずか10日間で保護者、地域住民の意見・要望をまとめることはできるのか。 1、現在保護者、地域住民への説明会が開催されているが、この中での意見・要望をどう受けとめ、どのように対応しようとしていくのか。 1、新校舎を建設するまでの間、3棟の仮設校舎で対応していくとのことだが、教育環境への配慮という点で考えていることはあるのか。 1、縄伸び部分を活用し、小学校を建設してほしいという願意だが、縄伸びの現状はどのようになっているのか。仮換地により縄伸び部分は残っていないと理解してよいのか。 1、1ヘクタールの土地を公園用地として土地区画整理組合に寄附したが、教育委員会は学校用地として要求をしたのか。 1、谷津小学校区に住む保護者から、向山小学校に通学させたいという希望も出ているが、スクールバスの運行や通学路の整備を考えているのか。 1、保護者、地域住民の声を漏れなくキャッチできるような説明会の運営を望むが、いかがか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 また、質疑の過程において、各委員から、 1、谷津小学校にはしっかりとした財政措置を要望する。また、個別支援を必要とする児童、放課後児童会などにも配慮をお願いしたい。 1、保護者、地域住民の不安を誠実に丁寧に受けとめ、不安を払拭できる体制を要望する。 等の要望が述べられました。 質疑終結の後、討論はなく、逐一採決の結果、受理番号第1358号は全員賛成により採択送付すべきものと決し、受理番号第1370号は賛成少数により不採択すべきものと決しました。 次に、受理番号第1359号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める陳情を申し上げます。 本陳情について、当局から参考意見を求めた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、看護師不足について、具体的にどのような取り組みが行われているのか。 1、人口10万人に対する医師数で、千葉県は47都道府県中45位ということだが、1位の高知県との違いはどこにあるのか。 1、地域医療支援センター、ナースセンターの取り組みを説明していただきたい。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、賛成多数により採択すべきものと決しました。 次に、受理番号第1360号介護職員の処遇改善を求める陳情を申し上げます。 本陳情について、当局から参考意見を求めた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、介護職員処遇改善交付金制度は、平成26年度までの経過的な取り扱いとして介護職員処遇改善加算として継続されているとのことだが、平成27年度以降はどうなるのか。 1、国で制度改正が議論され、通所介護サービスの見直しが行われた場合、介護職員の報酬等に影響があるのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、賛成多数により採択すべきものと決しました。 次に、受理番号第1364号習志野市こどもセンター(鷺沼)の早期再開に関する請願を申し上げます。 本請願について、当局から参考意見を求めた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、当局はいつごろをめどに再開したいと考えているのか。 1、今後残していく方向と考えてよいのか。 1、鷺沼連合町会、白鷺園の指定管理者の協力を得て、12月2日に暫定的に再開したが、再開後、約10日間の利用状況はどうなっているのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 また、質疑の過程において、各委員から、 1、市民の意見、要望をよく聞き運営をしていっていただきたい。また、一刻も早く再開することを要望する。 1、屋根の補修・補強の可能性をよく調査するとともに、現在計画が進められている新庁舎に組み込むことも検討するなど、早急に将来に向けた今後の方針を示していただきたい。 等の要望が述べられました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成により採択送付すべきものと決しました。 次に、受理番号第1366号子供の通院医療費助成の年齢引き上げと窓口の自己負担の廃止を求める陳情を申し上げます。 本陳情について、当局から参考意見を求めた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、通院医療費助成は、県内54市町村のうち33市町村が中学3年まで、7市町村が小学校6年までとなっている。当局は参考意見の中で、県や他市町村の動向を注視するとのことだが、いつまで注視するのか。 1、通院医療費助成について、近隣市はどういう状況か。また、東葛地区の動向も伺いたい。 1、通院医療費助成を小学6年まで拡大し、自己負担金を無料にした場合、影響額は幾らになるのか。また、中学3年まで拡大した場合の影響額も伺いたい。 1、船橋、市川、浦安の通院医療費助成は中学3年までだが、自己負担額はおのおのどういう状況か。また、所得制限を設けている市町村はあるのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 また、質疑の過程において、各委員から、 1、通院医療費の助成年齢の拡大は、市単独で行う方向も考え取り組んでいただきたい。 1、所得制限を設けるなどの財政確保策も検討し、通院医療費の助成年齢の拡大を検討していただきたい。 等の要望が述べられました。 質疑終結の後、一委員より賛成討論があり、採決の結果、賛成多数により採択送付すべきものと決しました。 次に、受理番号第1369号多くの困っている方々、特に身体の不自由な方や高齢者の方々のためにバス停にベンチを設置することに関する陳情を申し上げます。 本陳情について、当局から参考意見を求めた後、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げます。 1、市内のバス停のうち、ベンチのないバス停は何カ所か。 1、バス停にベンチを設置するに当たり、設置場所、ベンチ構造などの規定はあるのか。 1、274カ所にベンチが設置されていないとのことだが、設置場所の規定をクリアできる場所は何カ所あるのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、賛成少数により不採択すべきものと決しました。 以上、文教福祉常任委員会の報告を終わります。     〔文教福祉常任委員長 清水大輔君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) 次に、議会運営委員長宮本博之議員。登壇を願います。     〔議会運営委員長 宮本博之君 登壇〕 ◆議会運営委員長(宮本博之君) 議会運営委員会に付託されました陳情1件につきまして、審査の経過及び結果を御報告いたします。 陳情1件については、習志野市議会報に関する陳情でありますので、委員会の進め方については、陳情書の朗読、委員間討議、討論、採決という順序で審査を行いました。 受理番号第1365号議会報「ならしの市議会」の紙面改善を求める陳情について申し上げます。 委員間討議の中で、各委員より、 1、陳情の内容が実行されるよう、市民に議会と行政の状況を適正に伝えることという陳情趣旨に沿って議会報編集委員会に提言すべきである。 1、市民に市議会がやっていることをアピールするためにも、見やすさを基本に陳情趣旨に沿って議会報編集委員会で改善を図っていただきたい。 1、議員の質問に対する行政の回答で議会は成り立っている。議会報の編集に当たっては、質問と回答のバランスを見て編集していくことが妥当である。 等の意見がありました。 委員間討議の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成をもって採択すべきものと決しました。 以上で議会運営委員会の報告を終わります。     〔議会運営委員長 宮本博之君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) 次に、一般会計予算特別委員長佐々木秀一議員。登壇を願います。     〔一般会計予算特別委員長 佐々木秀一君 登壇〕 ◆一般会計予算特別委員長(佐々木秀一君) 一般会計予算特別委員会に付託されました議案第75号平成25年度習志野市一般会計補正予算(第5号)について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、歳入歳出予算に歳入歳出それぞれ59億2,117万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ567億7,509万9,000円とするものであります。 審査に入り、当局から補正内容についての説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。 1、子ども・子育て支援新制度の施行に向け、電算システムを構築する予算が計上されているが、新制度の施行により具体的にどういう変更があるか。子どもや保護者に影響があるか。幼稚園、保育所の申請は従来と同時期になるか。 1、補正予算は12月補正で59億円に上る。そのうち仲よし幼稚園に絡む内容が実に56億円。習志野市の公務員は、JR津田沼駅南口の都市政策について、日本国内でどんな評価を受けているか考えたことはあるか。 1、今回の売却については、公共の利益にならない。憲法で保障されている義務教育の施設が受け入れ不可能な状態にある。習志野市の意思決定さえあれば、義務教育施設にさらに負担をかけるということは避けられる。三菱、三井、野村と土地売買契約書の最大の特徴は何か。 1、停止条件つき売買契約書というのが最大の特徴だ。その停止条件というのは何なのか。 1、議会の議決がなければ、この売買は成立しない。義務教育施設の極端な今後の飽和状態にブレーキがかかる。平成23年10月24日の公共施設調査特別委員会で学童保育、小中学校についての議論を持った。その際、経営改革推進室長及び財政部長から、この習志野市の幼児教育、義務教育にかかわる財源を初めとする都市環境についての説明が行われている。どんな説明をしてきたのか。 1、2年前の会議録を読み返して驚くのは、財政部長の発言は終始一貫している。義務教育施設の現状に見て見ぬ振りをしている。当初計画の7,000人から基礎的な都市人口が9,000人に変化している。微調整ではなく、大きな見直しが要求されてしかるべきだ。なぜやらないのか。 1、住宅用ガス高効率給湯器設置費補助金は、企業局の助成を受け補助事業を実施しているわけだが、今後も同じ形で続いていくのか。今回の補正では500件分の予算が計上されているが、今年度の申請状況はどうなっているか。 1、鷺沼の西、東、中央跨線橋の補修費等が計上されているが、架けかえなど今後の方向性はどうなっているのか。 1、仲よし幼稚園跡地の売却は最善の方向だと考えているのか。 1、仲よし幼稚園跡地に、谷津小学校区の問題の対応策として、学校を建ててはどうかという意見があるが、学校を建設できない法的な理由はあるのか。工夫によっては有効活用できると思うが、当局の考えはいかがか。 1、子ども・子育て支援新制度に係る電算システムの予算を補正で計上した理由を伺いたい。また、納期はいつごろになるか。 1、市道00-101号線道路拡幅整備事業に係る工事請負費には、道路新設改良工事の予算が計上されているが、既に工事が進んでいる状況で、さらに新設改良する部分はあるのか。 1、仲よし幼稚園跡地売却に係る土地売買契約書第1条の3は何を意味しているのか。 1、仲よし幼稚園跡地の隣接民有地の売却に市は関与してきたのか。また、今後の関与はあるのか。 1、エコシステム設置費補助事業の目的が温室効果ガスの削減であれば、オール電化の家庭にも補助していく必要があるのではないか。 1、仲よし幼稚園跡地は3筆の登記がされているが、それぞれの場所、面積など説明いただきたい。 1、公共用地及び公共用代替用地取得事業では、仲よし幼稚園跡地の売却に伴う開発公社への債務の償還に要する費用が計上されているが、これはどの部分の取得費か。 1、仲よし幼稚園跡地の売却に伴う開発公社への債務償還に係る土地は、当初行政財産として取得したとのことだが、普通財産に変更したのはいつか。 1、子ども・子育て支援新制度により保育所の申請時期が早まるとのことだが、その段階で現在同様の申請要件が必要になるか。 1、仲よし幼稚園跡地売却により、建設されるマンションの学区を向山小学校に変更したいと聞いているが、将来的に向山小学校の学級数はどのぐらいになると見込んでいるのか。 1、弾力校である向山小学校は、15学級となった場合にも弾力性を維持できるのか。 1、現段階で、向山小学校及び秋津小学校へ区域外から通学している小学校1年生から6年生までの児童数はどれぐらいか。 1、仲よし幼稚園跡地の売却によって文教都市住宅憲章の第2条にやや抵触すると懸念するが、どのように解釈しているか。 1、文教住宅都市憲章の軽微な変更を含めた改正を考えているのか。 1、京葉銀行の駐車場として貸していた土地は、公社と市と民間との3者間契約になっているのか。 1、行政財産を普通財産に切りかえる場合、どのような手続が必要なのか。 1、仲よし幼稚園跡地活用事業審査委員会の中で、学区や学校について議題として上がったことはあるか。 1、重要事項説明の際には、売却先へ学校・学区の協議の結果について混乱を招かないよう明示していただきたいが、いかがか。 1、今回の補正で、ついに習志野市の超一等地の公有財産が現金化される。勘定科目でいうと流動資産の現金及び預金、これを基金で保管する。財政の基本原則で、安全かつ効率的な運用を図るというのが行財政運営の大原則。どこの銀行に口座を開いて、いつ56億円の現金が入金されるのか。10年物の国債の金利は0.03ぐらいだ。どう運用するのか。 1、この56億円を、千葉銀を初め、縁故債や地方債の契約の相手方である市中銀行のどの銀行にどれだけ効率的で安全な運用をしようと具体的に考えているのか。短期国債の利回りはどうなのか。 1、庁舎建設は、平成28年1月以降。平成21年12月1日付の不動産鑑定価格は34億4,000万円。平成24年11月1日付で37億7,000万円。23カ月の間に3億3,000万も値上がりした。月額に直すと、仲よし幼稚園の土地は1,434万円値上がりしている。それを現金にかえて基金に積む。金利は0.05のゼロ金利の世界。何でこのようなことが効率的で安全な公共財産の資産運用になるのか。 1、平成24年11月1日付の不動産鑑定価格から、もう1年たっている。この1年間で日経の平均株価は34%上がっている。不動産価格でさえ1年前の値札だ。これがどうして効率的で安全な財政運用になるのか。この売却は公共の利益になるのかどうか。 1、学区の問題についてのアンケートで、新しい学校をつくってほしいという意見はどのぐらいあったのか。 1、仲よし幼稚園跡地だけ通学区域を変えるということは、通学区域審議会に諮問し、答申を得ているのか。 1、仲よし幼稚園跡地だけ学区を変更することで後々問題が生じるとは考えていないか、見解を伺う。 1、京葉銀行の駐車場として貸し付けていた土地の所期の購入目的は、公共用地ではなかったのではないか。しばらく使わない土地をなぜ買ったのか。 1、平成5年1月の取引。520平米、坪当たり幾らか。この土地の容積率は何%か。平成5年で坪が435万、そのときの容積率は200%。仲よし幼稚園跡地の容積率は600%。これから特定行政庁の審査で750%にする。今回の56億円という仲よし幼稚園跡地の売却価格は、坪単価にすると幾らになるのか。 1、平成5年で坪435万円。現在、平成25年で容積率が600%、さらに150乗って750%になろうというのに、何で坪単価が半額程度の239万円になるのか。 1、相場の半額程度で仲よし幼稚園跡地は売られようとしている。これは公による背任だと思っている。大蔵省銀行局長の不動産の総量規制が出たのはいつか。 1、平成2年に大蔵省銀行局長の不動産に関する貸し出しの総量規制が行われた。不動産価格は反転した。何のために市内で一番価値の高い土地が、平成5年1月14日の谷津1丁目1340番の16に比べて半額程度になるのか。この土地の価格について答弁を求める。 等の質疑があり、それぞれ当局の答弁を受けました。 また、質疑の過程において、一委員より、子どもの目線で、仲よし幼稚園跡地だけ学区変更するということが教育上、または住環境上いいのか、再度考えていただきたいとの要望がありました。 質疑終結の後、一委員より反対の討論があり、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決しました。 以上で一般会計予算特別委員会の報告を終わります。     〔一般会計予算特別委員長 佐々木秀一君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) 次に、特別会計予算特別委員長中山恭順議員。登壇を願います。     〔特別会計予算特別委員長 中山恭順君 登壇〕
    ◆特別会計予算特別委員長(中山恭順君) 特別会計予算特別委員会に付託されました議案3件について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、議案第76号平成25年度習志野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、歳入歳出予算に歳入歳出それぞれ1億2,497万円を追加し、その予算額を152億2,595万5,000円とするものであります。 本案について、当局より説明を受けた後、質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第77号平成25年度習志野市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、歳入歳出予算に歳入歳出それぞれ1億9,355万1,000円を追加し、その予算額を88億9,799万5,000円とするものであります。 本案について、当局から提案理由の説明を受けた後、質疑に入り、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げますと、 1、介護保険料の収納率を伺う。 1、24年度の介護給付費準備基金の積立金はどれぐらいになっているか。また、この基金は次期介護保険料の引き下げに回るか。 1、滞納者の人数はどれぐらいか。また、滞納者に対してどのように対応しているか。 1、滞納状況に応じて給付制限措置があるとのことだが、生活困窮による滞納者に対し、当局はどのように対応しているのか。 1、生活困窮による滞納者に対し、当局は、減免や生活保護等の制度を案内しているのか。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第78号平成25年度習志野市水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。 本案は、建設改良費予算に4億500万円を補正し、資本的支出予算を11億2,740万円とするものであります。 本案について、当局から提案理由の説明を受けた後、質疑に入り、各委員から質疑がありました。その主なものを申し上げますと、 1、現第一給水場と新たな施設のそれぞれの機能について説明していただきたい。 1、土地の取得金額は、現在の近辺の住宅地の価格と比較すると妥当性があるのか。 1、当初は現第一給水場敷地内で更新予定であったが、既にかけた費用はあるのか。 1、従来方式から方針転換したわけだが、金銭面でのメリット、デメリットについて伺う。 1、現第一給水場はいつごろから稼働しているのか。 1、旧陸軍の毒ガス弾が埋設されている可能性がある場所はどこか。 1、現第一給水場は地震等の災害に備えられる状態ではないのか。 1、県水と市水の給水を受けている人口割合を伺う。 1、新しい給水場に、災害時における緊急の給水システム等を設置する予定はあるのか。 1、新しい給水場ができた後、現第一給水場における災害時の給水は継続して行っていくのか。 1、新しい給水場ができた後、現第一給水場の配水池を1基取り壊しても機能的に問題ないか。 1、現第一給水場と新しい施設の間の配水管は、どこを通すのか。 等の質疑があり、当局の答弁を受けました。 なお、質疑の過程において、各委員から、 1、設計・工事に当たり、これまでの経験を生かして、少しでも低廉な価格で完成させるように努力をしていただきたい。 1、基本設計、実施設計等の際には、必ず議会に説明をしていただきたい。また、景観上、水道のタンクを置く場所というイメージではなく、住宅地にふさわしいイメージで設計に取り組んでもらいたい。 等の要望が述べられました。 質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成をもって可決すべきものと決しました。 以上で特別会計予算特別委員会の報告を終わります。     〔特別会計予算特別委員長 中山恭順君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。14番平川博文議員。 ◆14番(平川博文君) いや、特別会計予算の委員長に質問してみたらどうかというリクエストがありましたからね。一言二言聞いておきます。 この平成24年度のガス・水道会計の審査の過程で、短期貸付金という名目で、実に45億円が土地などの事業を行っている習志野市の開発公社に貸し付けられています。短期というのは会計原則でいうと、あくまでもワンイヤー原則で、1年を限度にということですが、この場合、習志野市のガス・水道会計についてはワンイヤールールを活用して、1年ごとに16回も45億円を転がしている。あってはならない会計処理なわけですけれども、この点についての質疑は行われましたか。お尋ねします。 ○議長(斉藤賢治君) ただいまの質疑に対し、委員長の答弁を求めます。特別会計予算特別委員長中山恭順議員。 ◆特別会計予算特別委員長(中山恭順君) はい。そのような質疑は行われませんでした。以上です。 ○議長(斉藤賢治君) 14番平川博文議員。 ◆14番(平川博文君) こういう種類の会計処理は、短期貸付金というのは、あくまでも通常従業員、一般企業の会計でいいますと従業員や取引先に対する貸し付けになるわけで、売上債権と同じように貸し倒れのリスクがあります。こういうことについて、不良債権化のおそれがあるということについて、質疑は行われましたか、行われませんでしたか。この程度でやめておきます。 ○議長(斉藤賢治君) 委員長の答弁を求めます。特別会計予算特別委員長中山恭順議員。 ◆特別会計予算特別委員長(中山恭順君) はい。お答えいたします。そのような答弁も行われませんでした。以上です。     〔「質疑」と呼ぶ者あり〕 ◆特別会計予算特別委員長(中山恭順君) ごめんなさい。質疑も行われませんでした。以上です。 ○議長(斉藤賢治君) 14番平川博文議員。 ◆14番(平川博文君) もうそれで、それはリクエストだからね。しようがないから聞いたんだよ。 で、総務常任委員長の報告に、これから本番のほうだから。56億円というと、習志野市の一般会計の10%に当たるわけだ。この土地を売り買いすることについて、売るのか売らないのか、売るとしたらどんな条件で売るのかということを、この11年間問題視してきた。ところが、委員長報告を聞いているとがっかりしたわけです。 で、この土地ですけれども、5月30日に超高層マンション計画、44階建て、56億円で三菱、三井、野村の、私は善意の3社共同企業体と呼んでいますが、この3社については。最優秀提案事業者に選定されたと。しかし、この善意の3社、ビジネスだからね。人のビジネスの邪魔するわけにいかないから。この善意の3社以外に入札参加した東京建物は47階建てで71億円の土地価格を提示している。なぜ高い値段を出した東京建物を次点にしたのか。財源確保ならば高いところに売るのが普通でしょうと、何なんだと、これに関する質疑は行われたんですか、行われなかったんですか。お尋ねします。 ○議長(斉藤賢治君) ただいまの質疑に対し、委員長の答弁を求めます。総務常任委員長木村孝浩議員。 ◆総務常任委員長(木村孝浩君) はい。仲よし幼稚園の件に関する質疑は2時間以上ございまして、今言った質問も、ちょっとアングルは違いますけれどもございました。ありました。 ○議長(斉藤賢治君) 14番平川博文議員。 ◆14番(平川博文君) で、どんな議論があったかというのは、この委員長報告には載っていなかったので、後で聞かせてくださいよ。     〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ◆14番(平川博文君) で、前に行きますが、この土地は平成21年と24年と2回、不動産鑑定価格をやっている。1回目の不動産鑑定価格は平成21年12月1日、2回目は平成24年11月1日。1回目が34億4,000万、2回目が37億7,000万、わずか23カ月間で3億3,000万も値上がりしている。月額で1,434万円も値上がりしている。この土地の客観的な資産評価についての質疑は行われたんですか、行われなかったんですか。お尋ねします。 ○議長(斉藤賢治君) 委員長の答弁を求めます。総務常任委員長木村孝浩議員。 ◆総務常任委員長(木村孝浩君) 資産鑑定については若干の言及はありましたけれども、深い議論はなかったですね。深い議論はなかったと思います。以上です。 ○議長(斉藤賢治君) 14番平川博文議員。 ◆14番(平川博文君) 若干は行われたと。若干は行われたと。それも若干、どの程度だったのか記述がないので、後で聞かせてくださいよ。 それから、この仲よし幼稚園の跡地駐車場のすぐ隣の京葉銀行の駐車場に使われていた157坪の土地があるんだけれども、この土地は平成5年1月14日付で坪435万円の値段がついているわけです。前市長、荒木勇前市長が坪435万円で買い取っている。ところが、今度、仲よし幼稚園の土地は容積率が750%もあるのに、何で半額の239万円で売られるんだろうか。同じ地続きの隣のうちが、片っぽは坪435万円、買ったときには。今度仲よし幼稚園を売ろうとしたら、坪を計算すると239万円での話なんだけれども、何で半額で売られるんだろうかというような種類の質疑は行われましたか。お尋ねします。 ○議長(斉藤賢治君) 答弁を求めます。総務常任委員長木村孝浩議員。 ◆総務常任委員長(木村孝浩君) ちょっと記憶が混同していますけれども、私も一般会計の委員もやっていましたので、そちらでもあったように記憶していますけれども、総務常任委員会ではなかったと記憶しています。以上です。 ○議長(斉藤賢治君) 14番平川博文議員。 ◆14番(平川博文君) なかった。 あとね、この仲よし幼稚園の土地の売却の主たる目的は庁舎建設の金なんですよ。庁舎建設のお金を調達したいと。ああ、そうかいと。で、庁舎建設はいつなの、と言ったら、まだ3年あるわけです。28年1月だから。で、56億円だから、これ、大変なお金なんだけれども、このお金をどう保管していくのかということが大事なわけだよね。地方自治法の第235条では、確実で有利な方法での保管ということが言われているんだけれども、このお金の、56億円も入るお金の保管のあり方について、総務常任委員会での質疑は行われましたか、行われませんでしたか。 ○議長(斉藤賢治君) 答弁を求めます。総務常任委員長木村孝浩議員。 ◆総務常任委員長(木村孝浩君) 保管方法については一定の議論はありましたけれども、ただし、平川議員のおっしゃるような議論とは違ったものでしたね。それは、議事録がありますからね、後ほど詳細な部分については閲覧なさるようお願いします。 ○議長(斉藤賢治君) 14番平川博文議員。 ◆14番(平川博文君) この土地はね、総務常任委員長、56億円だから。56円じゃないよ。56億円だからね。めったにない大きな土地取引なんですよ。多分、習志野市の土地取引で今後ないでしょう、二度と。二度とないと思う。まあ、二度目のときには生きているかどうかわからないんだけれども、ただ、多分、普通ではこれだけの金額の土地取引は、習志野市政の中でもう二度と起きないと思う、公共用地で。だから総務常任委員会でみっちりやってほしかったんだけれども、これ、建てると、今でさえ保育所、幼稚園、谷津小学校の受け入れ体制が十分でないのに、こんな44階建てのマンションを今マンション用地として売却したら、周辺の幼児教育と義務教育の環境が大変なことになりますよという種類の質疑は行われなかったの。お尋ねします。 ○議長(斉藤賢治君) 答弁を求めます。総務常任委員長木村孝浩議員。 ◆総務常任委員長(木村孝浩君) その点につきましては、ちょっと議論の組み立てが違いますけれども、同様な趣旨の質問は行われました。議論は行われましたね。 ○議長(斉藤賢治君) 14番平川博文議員。 ◆14番(平川博文君) 行われなきゃおかしいよね、幾ら何でも。だって、あるテレビ局の報道では、その地域の住民から、学校施設が十分でないということで「裏切られた」、「腹が立つ」と、こう言っているわけだからね。質疑がなかったといえば、これはもうどうしようもない話なんだけれども。 で、最後に、この土地売買契約書の特徴は条件つき土地売買契約書になっているんですよ。異例の土地売買契約書になっているわけ。で、この土地売買については、市会議員がノーと言えば、この土地売買契約書は不成立になると、そう書いてあるわけです。この条件つきというのは、裏を返すと、宮本泰介習志野市長ではなくて市議会の総意で売却するという土地売買契約書になっているんですよ。市長が僕一人で決めたんじゃないよ。停止条件つきというのは、市議会議員が総意で売却するんだという契約書になっているんですよ、これ。だから、わざわざ停止条件つきというめったにない土地売買契約書になっているんだけれども、この点についての質疑は行われましたか。いかがでしょうか。 ○議長(斉藤賢治君) 答弁を求めます。総務常任委員長木村孝浩議員。 ◆総務常任委員長(木村孝浩君) 停止条件つきにつきましては、当然、議会の了承を前提とした上で契約になるということですけれども、それについては十分な深い議論は行われていなかったと思いますね。以上です。 ○議長(斉藤賢治君) 14番平川博文議員。 ◆14番(平川博文君) まあ、お疲れさまでした。もっと議論してほしかったね。 ○議長(斉藤賢治君) よろしいですね。 ほかに質疑ありませんか。お待ちください。7番宮内一夫議員。 ◆7番(宮内一夫君) 議会運営委員会委員長にお尋ねをいたします。 受理番号第1365号議会報「ならしの市議会」の紙面改善についての陳情ですが、この陳情項目によると、市議会報「ならしの市議会」は、議員の質問、行政の答弁を同等の、同等の紙面量で読みやすく作成してくれというふうに記載されているんだけれども、私は、これまでいろいろ、この議会報に対する原稿をたくさん書いてきました。もう30年間書き続けてきました。しかし、紙面量というか紙面の幅ですね、量。これが非常に狭隘というか少ないために、なかなか同等なんか書けない。時には私が質問したことを1行で書いて、市長が答弁したことを10行も20行も書かなきゃいけなかった場合もあります。また、これまた逆もたくさんありました。この趣旨は、ある意味、そういうことを抜きにした意味で言えばわからないではない側面もありますが、なかなか技術的にいうと難しい面があるんではないかなというふうに思うんですが、先ほど委員長の報告によりますと、委員間の相互討論もあったやに報告がされました。私が先ほど述べた点について、委員間での議論、あるいは質疑の中でどういったことがあったのか、御紹介いただければと思います。 ○議長(斉藤賢治君) ただいまの質疑に対し委員長の答弁を求めます。議会運営委員長宮本博之議員。 ◆議会運営委員長(宮本博之君) はい。今の質問にお答えしますけれども、この陳情の趣旨が、非常に偏った文面になっているということで、偏った文面という意味はQアンドAにしてほしいという陳情内容でありました。これについては委員会の中でそれぞれが、そのあり方について議論をしました。まさしく読者としては、それを読む人にしてみれば、質問はそうだけれども、実際行政はどんな答えをしたんだろうという、その辺が知りたいというような中で、等分の質問と、それから行政の回答を応分の形で紙面を使っていただけないだろうかという陳情でした。 これについては、今、宮内議員がお尋ねのとおり、紙面の関係、いろいろあるかと思います。ですから議会報編集委員会のほうに、これについては私どもから、議運のほうから、こういう形を改善をしてほしいという要請をしていきたいということになりました。以上です。 ○議長(斉藤賢治君) 7番宮内一夫議員。 ◆7番(宮内一夫君) 私の聞いたことに一つも答えていないで、何か全然違う角度からの答弁だと思うんですけれども、もう一度その点については答弁を願いたいのと、それから、この委員会開催については参考人招致であるとか、あるいは意見陳述を求めることができるんですが、今回はそのことを行ったのかどうか、お尋ねをします。2点について、前の質問に全然答えないで違う答弁をしているんで、もう一度お尋ねをし、2つの質問とします。 ○議長(斉藤賢治君) 委員長の答弁を求めます。議会運営委員長宮本博之議員。 ◆議会運営委員長(宮本博之君) そういう議論はありませんでした。 ○議長(斉藤賢治君) 宮本議員、もう一点質問があったと思います。2点目について答弁を求めます。議会運営委員長宮本博之議員。 ◆議会運営委員長(宮本博之君) 今お尋ねの議論はありませんでした。もう一度、じゃ、質問してください。 ○議長(斉藤賢治君) 宮本議員、参考人ですね。参考人の件ですね。じゃ、宮内議員、もう一度質問してください。7番宮内一夫議員。 ◆7番(宮内一夫君) 委員会には参考人及び意見陳述をしてもらうことができる制度になっておりますが、そうしたことを今回の議会運営委員会ではお願いをした経緯があるんでしょうか。 ○議長(斉藤賢治君) 答弁を求めます。議会運営委員長宮本博之議員。 ◆議会運営委員長(宮本博之君) 全くそのような意見はありませんでした。 ○議長(斉藤賢治君) よろしいですか。7番宮内一夫議員。 ◆7番(宮内一夫君) つまり、意見がなかったから、参考人としても意見陳述も求めなかったと、こういうことでよろしいんでしょうか。 ○議長(斉藤賢治君) 答弁を求めます。議会運営委員長宮本博之議員。 ◆議会運営委員長(宮本博之君) はい。そのとおりです。 ○議長(斉藤賢治君) よろしいですか。 ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 質疑なしと認めます。 これにて委員長報告に対する質疑を終結をいたします。----------------------------------- △委員会に再付託し、閉会中継続審査とする動議(議案第91号)      〔「議長、動議を提出したいと思います」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 5番高橋剛弘議員。 ◆5番(高橋剛弘君) 登壇のお許しをいただいてもよろしいでしょうか。 ○議長(斉藤賢治君) 自席で。はい。 ◆5番(高橋剛弘君) だめですね。はい。それでは動議を提出いたします。 ただいま総務常任委員長より報告がありました議案第91号財産処分について(仲よし幼稚園跡地)につきましては、会議規則第46条の規定により総務常任委員会に再付託し、閉会中継続審査とされるよう望みます。 理由を申し述べます。 この地域では、谷津小学校の過密問題が大きな問題として存在をしています。その中で仲よし幼稚園跡地売却、タワーマンションの建設を行うことは、小学校の過密問題がさらに悪化するということになります。もちろん教育委員会の方針では、仲よし幼稚園跡地の世帯の方は向山小学校に通学区域を変更することで対応を行うつもりです。これに異を唱えるつもりはありません。しかし、この通学区域の変更諮問審議は、12月と1月とに行われる通学区域審議会の審議があります。この審議会の結論に先立って、今定例会で仲よし幼稚園跡地の売却を決定させるのは拙速であると考えます。議会の議決を条件とする土地売買仮契約書には、少なくとも来年6月までは猶予があるわけですから、議会としては慎重審議、また、教育委員会で少なくとも谷津小学校の対応をどうするのか確定させ、地域児住民の皆様からの御理解をいただき、そして仲よし幼稚園跡地に入られる世帯の方のために、通学区域審議会で仲よし幼稚園から向山小学校までの通学路の安全の確保が可能となる答申が出されたときに、初めてこの仲よし幼稚園跡地売却の議案に結論を出すことが必要と考え、継続審議の動議を提出いたします。 御存じのとおり、我が習志野市は文教住宅都市憲章を掲げております。そんなすばらしい習志野なのですから、まずこの小学校の問題が片づいた後、3月議会で胸を張って仲よし幼稚園跡地の子どもたちの受け入れの体制を整えた後に、堂々と結論を出すべきであると考えます。それが先人たちから受け継いできたこの憲章を掲げる我々習志野市議会の責務と考えております。御賛同賜りますようお願い申し上げます。     〔「賛同する」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 御静粛に願います。 ただいま高橋剛弘議員から動議が提出されましたが、動議成立には、ほかに2名以上の賛成者が必要であります。念のため起立の方法によりまして確認をさせていただきます。本動議提出に賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) では御着席ください。動議成立いたしました。 ただいま、議案第91号財産処分について(仲よし幼稚園跡地)について、総務常任委員会に再付託し、閉会中継続審査されたいとの動議が提出され、所定の賛成がありますので、動議は成立いたしました。よって、本動議を直ちに採決をいたします。 お諮りをいたします。本動議のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立少数であります。よって、議案第91号は総務常任委員会に再付託せず、閉会中の継続審査としないことに決しました。----------------------------------- △議案第75号ないし議案第95号並びに受理番号第1358号ないし受理番号第1367号及び受理番号第1369号ないし受理番号 ○議長(斉藤賢治君) これより討論に入ります。通告がありますので、通告者から発言を許します。12番立崎誠一議員。登壇を願います。     〔12番 立崎誠一君 登壇〕 ◆12番(立崎誠一君) ただいま高橋議員から、反対討論をここで書き上げて、これが没になるかと思って期待していたんですけれどもね、でも非常にいい提案であったと思いますが、これを過半数の方が賛成しなかったということは非常に残念であります。 議案第91号の仲よし幼稚園跡地の売却について反対の討論を行います。 当該仲よし幼稚園跡地の売却において、まず、このプロポーザル方式において、三菱地所など3社が提示した案が最優秀だと評価をして、3社を落札業者として採用したものであります。3社の案は、市民ピロティー広場、保育所、市民集会所、コミュニティーカフェ、市民ギャラリー等がセットされた提案でありますが、他の、例えば東京建物、約71億円のいわゆる入札価格を提示した業者も同様の、この案を示していたわけでありますが、この3社の案が採用されたと。最優秀だということでありますが、この市民ピロティーとか市民集会所などというのは、これはまさに全くありきたりな程度の案であって、これが最優秀などというあきれた提案をしているわけでありますが、これを認めているわけでありますが、これに対しては本来だったら、こういういわゆることに対しては、市のほうがこの案を提示して、それに土地の価格に入札を行って最高価格を示した業者に落札させるのが当然なんですが、それを行っていないということが非常に、何をやっているのかと言いたくなりますけれどもね。 それから、このいわゆるプロポーザル方式に対して15名の審査委員を選考しておりますが、そのうちの4名は、4人は市の幹部職員であります。ここに並んでいる職員だろうと思いますが、諏訪企画政策部長というのはどなたですか。     〔「手を挙げてください」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) ええ。起立するか手を挙げてもらえますか。 ○議長(斉藤賢治君) 立崎議員に申し上げますが、職員個人名につきましては配慮願います。 ◆12番(立崎誠一君) それから、高野総務部長はどなたですか。     〔「個人名は控えてください」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 福島都市整備部長は…… ○議長(斉藤賢治君) 暫時休憩いたします。     午前11時38分休憩-----------------------------------     午前11時40分再開 ○議長(斉藤賢治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 立崎誠一議員、討論を続けてください。 ◆12番(立崎誠一君) この仲よし幼稚園跡地の売却の審査委員をしたメンバー4名は市の職員であります。その職員の氏名を申し上げます。諏訪企画政策部長。     〔「いいかげんにしろよ」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 高野総務部長。     〔「全然問題ないよ」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 何、名前を呼ばれて何が問題なんだよ。     〔「議運で決めたことに従ってください」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 何が問題なんだよ。     〔「議運で決めたんですよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 御静粛に願います。 ◆12番(立崎誠一君) じゃ、議長に伺うけれども、名前を呼ばれてどうしていけないわけ。 ○議長(斉藤賢治君) 暫時休憩いたします。     午前11時41分休憩-----------------------------------     午後1時15分再開 ○議長(斉藤賢治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 午前中の立崎誠一議員の討論を続けます。立崎誠一議員。 ◆12番(立崎誠一君) 討論を続けます。 この習志野市の仲よし幼稚園の跡地の売却において市長は、審査委員、この売却するに当たっての審査委員を15名選定したわけですが、そのうちの4名は市の職員であります。で、その職員の氏名を申し上げます。諏訪企画政策部長。     〔「全然聞いてないじゃないか」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 高野総務部長。     〔「休憩」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 福島都市整備部長。     〔「議長の言うことを全然聞いていないじゃないか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 御静粛に願います。 ◆12番(立崎誠一君) 小川市民経済部長の4名であります。当該用地の売却案を立案した職員が、その審査員も兼ねるとは、習志野市は異常きわまりない市政だと言えます。これはつまりね、どういうことかと具体的に言いますと、まあ最近はどうか、昔、大道で将棋を指していますよね。そうしたら、かけ将棋をやったりしているんだけれども、その指すほうも、相手で指し合っている相手も、これ、サクラっていうんですよね。習志野市のこの審査のやり方はサクラなんだよ、サクラ。     〔「名誉棄損になりますよ」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 訴えりゃいいじゃないか、じゃ。     〔「そんなことを言っていたら、あんた、職務できないじゃないか」、「そうだ」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) まともにね、市の、市民の中からきちんと選出をして、審議委員をね、少なくても。     〔「しているじゃないか」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) そして審議をしたなら別ですよ。なぜ企画をした市の職員がその中に4名も、特に部長ですよ、皆さん。その部長がね、部長が自分たちが企画をして計画をして提出している。その今度、先へ行って審議委員になっているなんていうふざけた方法がありますか、どこの世界に。八百長だろうよ。     〔「ありますよ。あります」、「ほかの市だってそれでやっていますよ」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) だから、そんなのみんな八百長なんだよ。何がありますだ。 ○議長(斉藤賢治君) 討論中ですので、御静粛に願います。     〔私語する者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) そんなの審議委員のうちに入らないじゃないか。なぜ審議委員なんだよ。提案した者が…… ○議長(斉藤賢治君) 立崎議員、討論を続けてください。     〔「専門家がいなくてどうするんだ」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 提案した者が、自分が今度は向こうの席へ行って審議委員になるなんて、そういうのを八百長というし、先ほど言ったように、これはサクラなんだよ、サクラ、こういうのを。     〔「名誉棄損になりますよ」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 何言っているんだ。名誉棄損に訴えりゃいいじゃないか。     〔「それをだから、議員がきちんと精査すべきだろう」、「議会で八百長なんて言っちゃだめですよ」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 何がだめなんだよ。 ○議長(斉藤賢治君) 御静粛に願います。立崎議員、討論ですので、賛成または反対の意見を表明してください。 ◆12番(立崎誠一君) あそこ、静かにさせてくれよ。 ○議長(斉藤賢治君) はい。御静粛に。     〔「どこに八百長の証拠があるんですか、証拠が」、「黙って聞け、黙って」、「黙りません」、「討論を続けてください」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(斉藤賢治君) 続けてください。 ◆12番(立崎誠一君) 続けろって、うるさいよ。 とにもかくにもね、こういう、いわゆる何ていうのかな、八百長というか、もうふざけきっているんですよ。習志野市の行政を私物化しているわけだから。昔から、もう二十何年も、荒木市長の時代から、完全に習志野市の行政を私物化しているんですよ。財政を食いつぶす気でいるわけでしょう。来たばかりでわかるわけないだろう。わかって市長になったというんだったら問題だよ。 ○議長(斉藤賢治君) 立崎議員、討論を続けてください。立崎議員、討論の場ですので、賛成または反対の討論をしてください。 ◆12番(立崎誠一君) 討論してるんだよ。 ○議長(斉藤賢治君) 討論でございますので、討論を続けてください。 ◆12番(立崎誠一君) さらに連合町会の連中が5名参加しているんですよ、5名。名前を申し上げましょうか。これだって八百長なんだよ。この5名は全部宮本市長の親衛隊だから。あんたたちと同じでね、親衛隊だよ、後援会。     〔「そんなことを言っちゃだめだって」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 何を言ったら……。じゃ、こういうことをするなっていうんだよ。こういうでたらめな売却のやり方をするなって。何がでたらめだ。 ○議長(斉藤賢治君) 立崎議員に申し上げます。議題に対して賛成または反対の意見を述べる場でございますので、その範囲で発言を許しております。 ◆12番(立崎誠一君) でたらめ放題やっているんじゃないか。こんなずさんな市の職員……     〔「それは町会長だけじゃなくて、町会も侮辱しているんじゃないですか」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 大事な財産を売却するのに八百長をやっているわけですよ、サクラ同士で。     〔「近隣の町会でしょう。何がおかしいんですか」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 何を言っているんだ。 ○議長(斉藤賢治君) 暫時休憩いたします。     午後1時21分休憩-----------------------------------     午後1時22分再開 ○議長(斉藤賢治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 立崎誠一議員。 ◆12番(立崎誠一君) この仲よし幼稚園跡地の売却において、先ほどは4名の部長の名前を申し上げましたけれども、議長はあれじゃないですか。部長に答弁させるとき、名前を言って答弁させているでしょう。なぜ名前を挙げたらいけないんですか。 ○議長(斉藤賢治君) 討論を続けてください。 ◆12番(立崎誠一君) さらに連合町会の会長が5名おりますが、◯◯谷津連合町会長…… ○議長(斉藤賢治君) 暫時休憩いたします。     午後1時23分休憩-----------------------------------     午後1時24分再開 ○議長(斉藤賢治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまの立崎議員の発言のうち、個人のお名前が今出た部分がございましたので、これは地方自治法第132条に該当するものと判断をいたします。よって、同法第129条の規定によりまして、議長において発言の取り消しを命じます。 討論を続けます。立崎誠一議員。 ◆12番(立崎誠一君) この仲よし幼稚園の跡地、この貴重な財産を、こんなイカサマのような八百長のような、サクラを並べて売却をするなんて不届き千万じゃないですか。こんなでたらめな話がどこの世界にありますか。だから申し上げているんですよ。そして、これから、先ほど言った谷津、津田沼の町会、連合町会、全部市長の後援会長、それも有力な後援会長ですよ。そういう人たちが公平な審査ができますか。 ○議長(斉藤賢治君) 暫時休憩します。     午後1時25分休憩-----------------------------------     午後1時30分再開 ○議長(斉藤賢治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論を続けます。立崎誠一議員。 ◆12番(立崎誠一君) 元県議会議員をやっていた先輩の、今アドバイスがありまして、「まあ、そろそろタイミングじゃないか」と言ってきましたので。 それでは、さらに連合町会長が5名、谷津の連合町会長、西部連合町会長、津田沼連合町会長、津田沼北部連合町会長の5名が、この審議会の中に、審査会の中に入っておりますけれども、これは全部市長の有力な後援者であります。さらにですね、この習志野市連合町会連絡協議会会長、これが加えられて6名。商店街連合会長、これも有力者。それから習志野商工会議所会頭、これも有力者。そうすると、総勢、先ほどの部長の4名と加えて15名中11名が全部サクラなんですよ、これは。サクラだってここにちゃんとありますからね。何も不穏当な発言じゃないんだよ。 とにもかくにも、このように習志野市の貴重な財産を売却するに当たって、このような審議会はつくりましたと言っていながら、それがまことに表にも出せないようなやり方をしているわけですよ。それで、しかも、その会議録の提出を求めたらできないというんですね。できないはずですよ、このメンバーで議論しているんだから。最初から最後まで、まあ、とにかく好き放題の提案をして、それでしゃんしゃんで決めているんじゃないの。そうとしか思えないじゃないの、このメンバーは。職員たちはどうだったの。 ○議長(斉藤賢治君) 討論を続けてください。 ◆12番(立崎誠一君) したがって、この幼稚園の売却、跡地の売却は、これは無効です。こんなの効果があったら大変ですよ。もう一回やり直すべきですよ。だから、先ほど高橋議員が提案しましたけれども、継続審議にしたらどうだろうという。こんなすばらしい提案はないですよ。     〔「否決されたの」、「若いのに大したもんだよ」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) ですから、まだ会議が最後に採決がありますから、皆さん諸君は、その採決に当たって、これを否決すれば問題なしですから、だから、その前に本当は継続審査をして、特別委員会でもつくって中身を徹底的に検証することが、本当はまともな議会の使命ですよ。 この3社企業体の売却の価格は56億円という価格ですが、これはもうまことに格安過ぎますね。一方の東京建物は70億9,000万円の値をつけておりますが、先ほど平川議員が申し上げた、あそこの京葉銀行ですか--の土地を購入する、荒木市長が購入したときは、坪当たり435万円。これは私も実は初めて聞いたんだけれども、これは、すごい価格で買収しているわけですよ。それで、それを何、京葉銀行に貸し付けたのかな。貸したのかな、駐車場であれは。違う。どうなっているんだ。まあいいや。とにかく435万円だったんですか、坪。すごいですね。これと比較して今回は幾らになっているんですか、これは坪当たり。     〔「239万」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 239万円。ああ、そうか。すると190万ぐらい安く売却しているわけですね。これが八百長と言って、八百長じゃないわけないんだよ、市長。 これは、実はこの仲よし幼稚園の跡地というのは、この宮本市長が尊敬する荒木市長が平成10年前後に業者をだまして売却すると言って、うまい手を使って1,000万円を巻き上げた事件があるんですよ。この前にも私は申し上げていますよ。それからもう一方は、1,000万とか2,000万というのは、この辺ははっきりしないんだけれども、これもまた巻き上げられたような形で棒に振って、当時の市議会議員のいわゆる地位も失っているんですね。2件知っているんですよ、私は。それほど、この仲よし幼稚園跡地の問題というのは、これはもう傷だらけなの、あそこは。 それで、なかなかバブル崩壊でずるずると来て今日まで来たんだけれども、ここへ来てようやく、これを宮本市長になってから持ち出して売却をやるということで提起したんだけれども、その審議するメンバーが15人中11人がサクラだっていうんですからね。     〔私語する者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 何か文句あるか。     〔「ないない」、「誰に言っているんだよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 討論を続けてください。御静粛に願います。 ◆12番(立崎誠一君) そういう、だから、これは皆さん、こんなでたらめ放題な仲よし幼稚園跡地の売却を市議会は認めちゃいけませんよ。市長が、これは議案を提案したって、議会が拒否すればそれで済む話ですから。議会というのは、やっぱりチェック機能を持ってしかるべきですから、行政がどんなにでたらめな行政をやっても、議会がきちんとそれを抑えてチェック機能を果たせば、これは習志野市政は正常化するわけですよ。     〔「そのとおりだ」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) ええ。それを皆さん、やろうじゃないですか。こんなでたらめな売却を認めていたら、習志野市は恥さらしですよ。過去、そうでしょう。荒木市長の時代に市有地を二重買いするとか、あるいはその前には5,000万円の念書。あの猪瀬と同じだけれども、念書を書いて、そして選挙資金にそれを充てたとかという話というか、事実があるわけですよ。その前に八千代の不動産業者から1億円引っ張り出しているんですよ。 ○議長(斉藤賢治君) 議案に対する討論を認めておりますので。 ◆12番(立崎誠一君) これも6,000万円は返済されているけれども、4,000万円の返済はされていないんですよ。     〔「あんた、議員として恥ずかしくねえのか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 御静粛に願います。 ◆12番(立崎誠一君) 何を言っているんだ。 ○議長(斉藤賢治君) 議案に対する討論を許しております。 ◆12番(立崎誠一君) そういうことで、過去の経歴を見ても、習志野市が荒木元市長の時代から、もう恥ずべき行為ばっかりやっているわけですよ。これは利権に絡んでいるからこういうことになるんだけれどもね。だから始末が悪いわけですよ。だから、先日も私がここで申し上げた、久米三雄という人が荒木の首を取りたいから…… ○議長(斉藤賢治君) 立崎議員、議案第91号に対する討論の場でございますので。 ◆12番(立崎誠一君) 討論しているんだよ。それで私のうちへ来て、私に100万円を渡したんだけれども、「おまえ、それ、この間」…… ○議長(斉藤賢治君) 議題から外れているというふうに考えておりますので、議題に沿って討論願います。 ◆12番(立崎誠一君) 「幾らもらったんだ」と言ってきた。それを全部拒否しました、私は。     〔私語する者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 御静粛に。 ◆12番(立崎誠一君) 名誉棄損だぞ、それこそ。 ○議長(斉藤賢治君) 討論を続けてください。 ◆12番(立崎誠一君) いずれにしても、この売却価格が、先ほど聞いて仰天したんだけれども、荒木市長の時代に、あの隣の土地を435万円で購入しているというんですね。それで、今回の売却価格は約290万ぐらいですか。     〔「239」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) 239。失礼しました。こういう状態で、この土地は、本当に仲よし幼稚園の跡地は売却してはいけませんよ。 それで、しかも、このいわゆる新庁舎の建設経費に充てると言っていますけれども、これは5年先でしょう。そうすると、5年先に例えばですよ、これは百歩譲って言っても、5年先にこの仲よし幼稚園の処分をどうするかという提起をしたっていいわけですよ。それを、まだ建設の「け」の字もないような、設計もしているかしていないかわからないような状態で、その資金を、いわゆる何というんだろう、蓄えておくというのかな。何かよくわからないんだけれどもね。5年も前にそれを調達すると、こういうことを言っているわけですけれども、とにかくいいかげん過ぎませんか、市長は。まだわずか2カ月ぐらいしかなっていない間に、2年かちょっとしかたっていないけれども、次から次へと、よくこれだけの悪政を次々やってくると思いますよ。あの屋敷のパチンコ屋の問題にしたって、あの風俗営業規制条例を廃止してまで…… ○議長(斉藤賢治君) 立崎議員、財産処分の議案でございますので。 ◆12番(立崎誠一君) 2億円のパチンコ屋にそれこそ土下座してね…… ○議長(斉藤賢治君) 議案に関する討論を許しておりますので、御配慮ください。 ◆12番(立崎誠一君) よろしくお願いしますと、いらっしゃいと言ってやっているわけですよ。それで片方では何を言っているかといったら、吉野市長が先日亡くなりまして、御冥福を祈りますけれども、吉野市長が文教住宅都市憲章を…… ○議長(斉藤賢治君) 立崎議員、財産処分の議案でございますから、議案に関する討論を続けてください。 ◆12番(立崎誠一君) 制定したことに対して、事があれば文教住宅都市憲章、文教住宅都市憲章、尊重して。何を口先だけ言っているんだっていうんだ。     〔「もうそろそろいいんじゃないか」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) それで、これは実はきのうですよ。私、監査請求したんですね、きのうは。きのうというか前回。そうしましたら、監査委員がきのう、監査請求の結果の報告書を持ってきたんです。その中身を申し上げますと、これは10月21日に私が監査請求をしておいたのを、昨日監査結果の報告をしたんですが、それにおいてはね、この仲よし幼稚園跡地の売却は、売却価格が東京建物より15億円も安いのは不当であると指摘していることに対して、近藤一夫代表監査委員は--名前を言っちゃいけないのかな。言っちゃったね。監査結果を報告した中で、これは法律に違反していないから妥当だという内容の結果報告をしているんですよ。私は法律上の問題は一言も言っていませんよ。仲よし幼稚園の跡地の売却については不当であると言っているのに、近藤代表監査委員は、法律に違反をしていないから問題はないと。監査委員、おりますよね、そこに。小川議員が監査委員ですよね。そういう監査報告をしていますよ。だけれども、あれは法律上のことは一言も私は申し上げておりませんよ。それを法律に抵触していないから何でもないと。大丈夫で、それで売却を認めているということを言っているわけです。 話がもう錯綜しちゃったんで、つまり、この監査委員の監査結果の報告というのは、実にピント外れも甚だしいと言わざるを得ません。監査委員というのは行政から独立して行われている機関でありますけれども、これは公平な監査をしていない。習志野市の行政と癒着をして、極端に言えば相談するような形で監査結果の報告をしておりますから、話にならないということを申し上げておきます。 いずれにしても、長くなりましたけれども、この議案第91号仲よし幼稚園跡地の売却については、皆さん、これは非常に問題が多いので、売却をしない態度をとっていただきたいというふうに思いまして、この売却の議案に反対をいたします。     〔12番 立崎誠一君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) 以上で通告による討論は終了いたしました。ほかに討論はありませんか。1番市川寿子議員。登壇を願います。     〔1番 市川寿子君 登壇〕 ◆1番(市川寿子君) 私は、日本共産党を代表して、議案第85号習志野市立こども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について反対の討論をします。私は、認定こども園としての設置に反対だからです。 保護者の就労などの影響を受ける長時間児と、保護者が家庭にいる短時間児とが同じ生活リズムで保育しようとするこども園には無理があると思います。なぜなら、長時間児と短時間児の共通の時間帯は9時から14時までです。午睡は長時間児と短時間児との共通のものではありません。午睡は共通時刻が終わってからとなります。保育所では通常一般的には、昼食後、15時までに1時間30分程度とります。こども園では昼食後に共通活動をして、その後に午睡時間を設定することは、睡眠時刻が後ろにずれ生活リズムを壊すとともに、睡眠導入への自然な流れに反します。子どもの成長にとって生活リズムは大事な要素です。 また、午睡後はクラスの3分の2がいる短時間児が降園のため合同クラスになり、担任の保育士との接触ができない日もあります。今、長時間保育している子どもがふえています。この保育時間の中でクラス担任の任務は重要です。長時間の間には子どもの体調の変化もあると思います。引き継ぎするから大丈夫と言いましたけれども、一日中クラスの子どもを見ている中での子どもの体調の変化に気づいたり、中にはその日によって気持ちが荒れている子がいたり、また保育士は接し方に神経を使い、お母さんが迎えのときにお母さんと話をすることができたり、子どもたちにとって、毎日毎日一緒に生活しているからこそ保育士への信頼が強まり、保育士も、言葉での表現力が未熟な子どもたちの気持ちを酌むことができます。午睡の後の迎えが来るまでの長い時間、頼れる担任がいないことは問題です。 こども園は、子どもの状態を第一に考えた施設ではなく、カリキュラムに子どもを当てはめて教育をする施設であるので、長時間児には適さないと思い反対討論とします。 陳情第1361号特定秘密保護法反対の意見書提出を求める陳情に賛成討論をします。 本法案に、立場を超えて、やむにやまれぬ反対の声がわき上がっています。法案の骨格そのものに問題があるからです。国民主権と言論・表現の自由を初めとした基本的人権の保障と平和主義という、侵してはならない憲法の原理と両立できない重大な危険性があるからです。 秘密保護法の第1の問題点は、特定秘密の指定が政府に委ねられ、政府の恣意的判断で勝手に決められることです。国民には何が秘密か知らされず、自分の触れた情報が秘密かどうかもわからないまま処罰されるのです。 第2の問題は、最高刑10年の懲役という重い刑罰で国民を監視し、取り締まる弾圧立法です。逮捕されれば、裁判でも特定秘密は開示されず、暗黒裁判になりかねません。 第3には、日米安保のもとで歴代政府は、核密約、沖縄返還密約を隠し続け、今なお在日米軍の特権や基地の運用にかかわる取り決めを明らかにしてはいません。秘密保護法で国民の目や耳や口を塞いで国民の批判を封じ込め、集団的自衛権の行使を容認して、日本を海外で戦争する国につくり変えようとしています。 かつて日本は、軍機保護法で国民に真実を隠してアジア戦略の戦争に突き進みました。その痛苦の反省に立って、日本国民は政府の行為によって再び戦争の惨禍を起こすことがないようにすることを決意し、日本国憲法が確定し、戦後の出発点としたのです。秘密保護法案は、基本的人権、国民主権、平和主義という日本国憲法の基本原理を根底から覆す希代の悪法にほかなりません。違憲の秘密保護法案を廃止に向けて、この陳情に対して賛成の討論とします。 陳情第1363号国に対し「消費税の増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情に対して賛成討論をします。 安倍首相は、来年4月から消費税8%の増税する方針を表明しました。消費税を増税すれば景気が悪くなり、他の税収が消費税分以上に落ち込んでしまうことは、1997年の消費税5%の増税で経験済みです。安倍首相は消費税増税が深刻な景気悪化をもたらすことを認め、それへの対応として6兆円という経済対策を打ち出しました。その中身は、大型公共事業の追加に2兆円、復興特別法人税廃止や投資減税など大企業減税に2兆円というものです。所得が減り続けている国民からは8兆円も吸い上げ、270兆円もの内部留保を抱える大企業に減税をばらまくという、余りにも不当な大企業優遇の政治です。復興特別税は、国民には25年間税負担を求めながら、大企業には3年間の期限を1年間前倒しして廃止しています。消費税増税は社会保障のためと言いますが、今、政府がやっていることは、生活保護基準の引き下げに続いて困窮者を生活保護から締め出す大改悪です。 政府が閣議決定した社会保障制度改革プログラム法案では、医療では今、70歳から74歳は窓口負担は1割ですけれども、今度2倍にしようとしています。介護では要支援1、2を保険から外そうとしています。年金では恒久的な支給削減、将来的な年金支給開始年齢の引き上げの検討など、負担増と給付減とが盛り込まれています。これは憲法第25条に基づく社会保障を解体して公的支えをなくし、国民を自助に追い込むということです。日本共産党は、国民の暮らし、経済、財政を壊す消費税大増税を中止することを強く求め、本陳情に賛成の討論をします。 最後は、陳情第1366号子供の通院医療費助成の年齢引き上げと窓口の自己負担の廃止を求める陳情に賛成討論とします。 本市の子どもの医療費助成は小学校3年生まで、通院・入院は中学校3年生までです。そこに窓口負担が300円かかります。陳情書では、県内54市町村のうち本市より助成が多いのは40市町村です。なぜ、他の市町村は子どもの医療費無料化に力を入れているのでしょう。それは、子どもの健康を守ることは、将来のその子の健康を守ることにもつながるからです。 先日、フィリピンで台風の大惨禍がありました。知り合いのフィリピン人の奥さんの実家が流されて、母親は今、胃潰瘍になり入院生活とのことです。このフィリピンの国は、お金持ちしか保険に入ることができないのです。保険がない人が多いのです。病院に行こうと思っても、その病院が、お金がないとわかると拒否する病院もあるそうです。知り合いのお母さんは、ようやく困窮者用の病院に入れたのですが、入院費が幾らかかるか心配だと訴えていました。 日本は皆保険制度ですけれども、高い保険料を払ったら治療代もままならない家庭も多いと思います。子どもの医療費助成拡大無料化の署名をしていますと、「東京では無料化が当たり前だったのに、ここに越してきてお金を取られて驚いた」、「去年は窓口300円で済んでいたのに、うちの子、4年生になったら風邪で3,000円かかった。一日も早く無料にしてほしい」と署名しながら話をしていました。 総務省の2012年度就業構造基本調査では、非正規雇用の割合は35.2%で、この非正規雇用の76.7%が年収200万円未満です。今、この時点でも、医者に行きたいのに家庭の経済状況を察し、ひたすら我慢している子がいるかもしれません。また、ある母親は、ぐあいが悪い子どもに「きょうは保健室で休ませてもらいなさい」と言った事実も聞きました。この母親の心境はどんなだったでしょう。無料だったら、母親もこんなつらい気持ちにならずに済むし、子どもも安心して医者へ行くことができたでしょう。 子どもにけがや病気はつきものです。早期に安心して治療ができることは、健康維持につながる必須条件です。文教住宅都市憲章を掲げる習志野市です。もうこれ以上延ばせません。県内54市町村のうち、本市を上回って助成をしているのが40市町村です。このままでは習志野市は最下位になってしまいます。子どもの健康は一生涯の健康への道へとつながり、それは未来の日本の希望へとつながる道です。もう他市への動向を見る時ではありません。実行しなければいけない時が迫っています。この陳情者の声、そして、その後ろには子育て中の保護者のたくさんの声があります。本陳情を受け入れてくださることをお願いし、賛成討論とします。以上です。     〔1番 市川寿子君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) ほかに討論がありますか。お待ちください。20番田中真太郎議員。登壇を願います。     〔20番 田中真太郎君 登壇〕 ◆20番(田中真太郎君) あれもやれ、これもやれと言ってもね、お金がないので。仲よし幼稚園を売りましょうという賛成討論をいたしますけれども、これは二十何年来、先人がいっぱいいますけれども、もう十数年にわたって議論されてきた仲よし幼稚園の売却が、ようやくここで決着を迎えようとするわけでございます。その辺のところ、我々まだ2期、私、2期ですけれども、7期、8期の方もいらっしゃいます。その辺の経緯はよく御存じの上で、皆さん、話を聞いていただきたいと思います。 議案番号第91号財産処分(仲よし幼稚園跡地)の売却に関し賛成の立場で討論いたします。 本件は、十数年前より、その売却について議論が繰り返され、ようやくここまで来たわけです。それを今回、継続というようなことで延ばすということは私の中ではできません。 私も数度にわたり、議員になってから一般質問の中で、この売却方式について問いただしております。当時の財政部長が「平成20年にはプロポーザルにて売却するつもりだが、詳細はまだ決まっていない」と、当時の荒木市長は「職員も迷っていてなかなか前に進まないが、よろしく」と答弁しております。強力に推進してきた議員として、ここで決着をつけてほしいと思うものであります。 この売却に当たり、幾つかの疑問点、問題点が各方面から上がってきていますので、私なりに意見を述べさせてもらいます。 まず1点目。なぜ今、安く売るのか。待てば高くなる、についてであります。不動産の高値売却時期がわかれば、こんなにすばらしいことはありません。もっと高く売却するなど神のみぞ知るで、いつの時点で売ればいいのかというのは株式と全く変わりません。バブル時を思い出していただければ明らかであります。奏の杜の保留地売買は、偶然にもリーマンショックの一歩手前で高値売却することができました。そのとき青くなったのはディベロッパーであったと思いますが、幸いに景気は持ち直し、マンション販売は好調であります。つまり、不動産の売却時期は誰も想定することができず、いつ地震が来るかもわからず、いつ戦争が始まるかもわからず、売りたい時が売るべき、売ったお金をいかに有効に使うのが不動産であります。 次に、なぜ売却するのか、の決定的な理由の一つに、隣接地権者、仮にAさんと言いますが、地権者は4人であります。このAさんとディベロッパーが契約したことを取り上げます。本件は、このAさんの土地が計画に入ると入らないとでは、本件の本市の土地の価値がこのように高い金額にはなりません。本件土地価格を左右する大事なAさんの土地です。今までよく悪質な地上げ屋に売らなかったと感謝するものであります。そのAさんの土地をディベロッパーが契約したのは、プロポーザルならではの手法によるものです。入札方式では、市において買収しなければならず、価格が折り合わなかったはずであります。このように、プロポーザルによりディベロッパーを契約の相手方としたことが、仲よし幼稚園跡地売却を可能にした最大の功績だと思います。 2点目は、駅前の貴重な土地をなぜ売るかについてですが、土地に関する考え方は2つしかありません。処分か有効利用であります。特に行政は処分しても税収という一種の売り上げが見込まれます。今回売却に当たり、市の手取り50億の財源、建設されるマンションから年間2億の税収が得られます。これらは全て市の扶助費や公共施設再生、そして庁舎建設の原資の一部となり得ます。貴重な土地は、大いなる財源、大いなる税収が得られることに目を向けてください。 現状のままの土地形状で私が最も危惧するのは、貴重な土地と言いつつ、必ず公共施設の建設の要望が大きくなることであります。公共施設再生をこれから始めようとするとき、新たな施設の建設は自殺行為に等しいものです。貴重な土地こそ多くの税収が得られ、公共の福祉になり得るものであると思います。 最後に、定期借地権ではなぜだめなのかですが、これも以前一般質問の中で言いましたし、平成23年2月に不動産研究所が、仲よし幼稚園跡地有効利用に関する調査書の中にも述べています。比較表の中で、売却と定期借地についての長所、短所が述べられております。結論は売却が妥当であると結んでいます。私が定期借地を非とするのは、50年後の法体系や権利状態がどうなっているかわからないことであります。50年後の建物の所有者が誰であるか、建物を使用しているのは誰であるか、本当に立ち退いていただけるのか、私は50年後の老朽化した建物と底地の状況が想像つきません。おおよそ予測がつかないものを子孫に残すわけにはいきません。まだ日本中どこにも定期借地権が満期になった物件はありませんが、感覚的に役所がやるものではないと思っております。 くどいようですが、50億の収入、毎年2億の税収は市にとって必要な財源であり、このお金をいかに有効に使うかが今後我々に課された使命であると思います。以上、数々の理由から、議案第91号の賛成討論といたします。     〔20番 田中真太郎君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) ほかに討論ありませんか。13番木村静子議員。登壇を願います。     〔13番 木村静子君 登壇〕 ◆13番(木村静子君) 議案第82号習志野市使用料条例の一部改正をする条例の制定について、総務常任委員会では、これは使用料条例の賛成の委員長報告がありましたけれども、私は反対の討論を行います。 自民・公明政権は、税と社会保障の一体改革を強行しました。安倍首相は、ことし10月2日、消費税8%増税を2014年4月から実施する方針を発表しました。増税は実行しますが、国民が期待した社会保障は後退の連続で、医療・介護など国民負担増を打ち出しています。70歳から74歳の医療費を1割から2割負担に増額、入院給食費の自己負担化、介護保険では利用料の負担増に加え、要支援者の訪問介護と通所介護を介護保険から外し各自治体に丸投げしてしまう計画、また介護施設の食費と居住費補助の縮小、診療報酬の引き下げの検討、難病見舞金削減など、給付減、負担増は3兆円に及ぶと試算されています。その上、その他生活保護費の引き下げによる影響は38件にも及んでいます。消費税は増税しても、社会保障は充実するどころか大改悪です。消費税は全額社会保障になどと国民に約束していたのに、国民をだまし、さらに後期高齢者医療保険料や介護保険料の値上げも予定するなど際限のない負担増です。 負担増は社会保障分野だけではなく、電気料金やガソリン、JR運賃、給与所得控除の縮小、軽自動車税の値上げなど、国民負担をどんどん決めています。こうした暮らしを破壊するような、暮らしで苦しむ市民生活を市は知らないとは言えません。こういうときだからこそ、市民を守り生活を応援することが市役所の仕事です。 習志野市の使用料・手数料の市民負担は9,200万円です。使用料の負担増について市民から「社会教育は習志野市の看板。近隣市から羨望されていたのに、千葉市や八千代市から笑い物になっています」というメールが届きました。八千代市も千葉市も公民館の使用料は無料ということでした。習志野市は税収環境もよく、市有地の売却も毎年進め、約20年間で126億円の収入になっています。市民に負担をかけないという姿勢があれば幾らでもできることです。消費税初め多くの負担が重なって押し寄せてきています。値上げを中止するよう要求し、反対します。 議案第91号仲よし幼稚園跡地財産の処分について、処分に反対の討論を行います。 そもそも、この跡地の売却は、市民の目線で全く売却の目的が理解できません。当局は財源確保のためと言いますが、それならなぜ東京建物の71億円での売却を進めなかったのか。まじめに工面をしながら高い税金を納めている市民に失礼な話ではないでしょうか。 また市長は、仲よし幼稚園跡地活用事業審査委員会の第1回の審査委員会の挨拶で、跡地は売却の予定であると挨拶しています。どこでどのように決められたのか、説明もありません。そして、この審査会、委員会を非公開にすることを事務局が提案していますが、その事務局の4名のうち3名は誰がどんな権限で行っているのかも明らかにしていません。当局は、税金や公共料金の徴収については公正・公平に頂戴すると言いますが、こうした事業の経緯や内容こそ透明に、公正に市民に知らせ、やっていただきたいと要求します。 習志野市の市税の収納率は、全国1,737市町村の中でも、いつも30番以内と聞いています。市民の税金で暮らしている市長、公務員、議員は、貴重な財産である市有地や税金を市民の安心・幸せのためにどう使ったらよいか知恵を絞り、市民の願いに応えることが一番大切なことで、そのことが習志野市の発展につながると思います。拙速で不透明な習志野市のまちづくりに反対します。 先日、大久保に住んでいらっしゃる方から「いつの間にかパチンコ屋ができてしまった」と苦情を言われました。市民が本当に知らない間に、どんどんこうしたまちづくりが進められています。JR津田沼駅南口の開発で義務教育の小中学校が満杯で大問題となっています。仲よし幼稚園跡地に44階建て750世帯のマンションが建設されたら、学校はどうなりますか。対症療法的に、困ったときに応急に手当てをするのではなく、先を見詰めた習志野市全体を考えたまちづくりを進めるよう要望します。 ちなみに、人口が減り、空き家もふえ続けています。空き家の状況は、全国で千葉県は最高に空き家が多いということで、13.1%という状況です。習志野市の貴重な市有地をマンションの建設にしてしまってよいのでしょうか。市民本位のまちづくりを願い反対します。議員の皆さんの賛同をよろしくお願いいたします。 ちなみに、この第1回仲よし幼稚園跡地審査委員会の、6回やっておりますけれども、さっと読ませていただきましたが、市民の声がほとんど反映されておりませんでした。どうか市民の声を本当に大切に、市民本位の市政をつくっていただきたいということを要望して反対討論を終わります。     〔13番 木村静子君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) ほかに討論はありませんか。2番谷岡隆議員。登壇を願います。     〔2番 谷岡 隆君 登壇〕 ◆2番(谷岡隆君) 日本共産党を代表して、3つの討論を行います。 まず、仲よし幼稚園跡地の売却に関連する議案第75号平成25年度習志野市一般会計補正予算(第5号)と、第91号財産の処分に一括して反対の討論をします。 日本共産党は、市有地の売却については、一律に高く売れればよいとは考えていません。もちろん不透明と疑われるような売却方法はとるべきではないのは言うまでもありませんが、売却金額の問題よりも、まちづくりに与える影響について重視しています。仲よし幼稚園跡地、場所でいうとJR津田沼駅南口のモリシア南側にある市営駐輪場や駐車場として利用されてきた市有地の売却については、高さ150メートル、44階建ての超高層マンションが建設されることによる周辺地域の住環境の悪化が心配されます。習志野市では、これまでも多くのマンション建設・建築紛争が発生してきましたが、かつてない超高層マンションの建設計画が示される中、周辺住民への説明と合意形成が十分できているとは言えません。周辺の低層住宅地の住民に十分な説明がされ、建設に賛同が得られているとは確認されていません。これでは、住民の福祉を守るべき地方自治体が市有地の売却によってマンション建築紛争の原因をつくることにもつながりかねません。住民福祉の向上という地方自治体の任務に反する住環境の悪化が起こるようなことがあってはならず、早く売ることばかりが先行する不用意な売却計画の推進と思われます。 今、谷津・奏の杜地域の住民が既に直面している、住環境や保育・教育環境への配慮も決定的に欠けています。最大の問題は認可保育所や小中学校のパンクです。直近の谷津小学校の対策案では、仲よし幼稚園跡地活用事業750世帯を除き、通学区域の変更は行わないとしていますが、1棟のマンションの児童だけ別の小学校へ通学させるのが適切なのか問われます。それなのに、この学区変更案は習志野市通学区域審議会に諮問すらされていません。仲よし幼稚園跡地を売却せず、学校、保育所などの用地として活用すべきと議会で主張している議員も、日本共産党を含め複数います。 習志野市と三菱地所レジデンス株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社、野村不動産株式会社との間で結ばれた土地売買契約書の第1条、この契約書ですね。これの第1条によれば、現在は仮契約の段階であり、来年6月末日までに決めればよいことです。先ほどの討論で登場したAさんとの期限も同時期です。総務常任委員会や先ほどの本会議で提案された継続審査にしても違約金等は発生しません。少なくとも市有地売却とマンション建設の是非は、小学校の通学区域について通学区域審議会の答申と教育委員会の決定を受けてから慎重に審議すべきではないでしょうか。小学校の対策すら確定していないのに、市有地売却とマンション建設を先に決してしまうのは無責任ではないでしょうか。 また、認可保育所については、既にパンク状態です。これを無認可施設頼みの対策によって乗り切ろうとするのも無責任です。 このほか、JR津田沼駅南口開発では、コミュニティー施設の不足など、インフラ整備の面で発生が予想される問題が既に指摘されています。見て見ぬ振りをしては、認可保育所や小中学校のパンク問題の二の舞です。いびつな通学区域の変更などで問題が生じたとき、市議会の責任も問われることになるでしょう。 まちづくりの面からもう一つの反対理由は、仲よし幼稚園跡地の売却が、来年度から計画されている習志野市公共施設再生計画による市有地売却計画の前例となることです。住民の住環境や子どもたちの保育・教育環境よりも財源調達を理由に市有地売却を優先させる今回のやり方を容認しては、あしき前例となります。 習志野市の公共施設再生計画基本方針や計画案は、東洋大学PPP研究センターが提唱する公共施設マネジメント手法に強い影響を受けています。そのエッセンスは、不動産有効活用、すなわち公有地等の売却・賃貸による財源化です。不動産有効活用による公共施設マネジメント手法が習志野市では教育施設を中心に統廃合・複合化し、廃校等の跡地を余剰地として売却して財源化する方向で具体化されるようです。市有地売却による宅地化、マンション建設などによる人口増と教育施設の配置が適切かどうか、地域コミュニティー、まちづくりや防災対策にマイナスとならないか、高容積率のマンション用地として売却された場合の周辺地域の住環境への影響など、さまざまな問題が今後も想定されます。今後、数ヘクタールの市有地売却を市長、行政当局が考えている中、今回のように周辺地域の住環境、保育・教育環境よりも市有地の売却を優先させるやり方、しかも高容積率、高層、過密化で値をつり上げるやり方は、住みよいまちづくりにつながるものではなく、今回のようなやり方が今後の市有地売却計画に与える影響について強く危惧するものであります。 以上の理由から、仲よし幼稚園跡地、JR津田沼駅南口の市有地の売却に関連する議案第75号と第91号の反対討論とします。 次に、習志野市の各種公共料金の値上げに関連する議案第82号使用料条例等の一部改正、第83号下水道条例の一部改正、第88号給水条例の一部改正、第89号ガス供給条例の一部改正に一括して反対の討論をします。 これら全ての条例改定案に共通しているのが、消費税増税分を公共料金の値上げにつなげていることです。来年4月からの消費税増税には国民多数が反対、または懸念を示しており、賛成意見は少数にすぎません。日本共産党を含む幾つもの政党や団体、個人が来年4月の消費税増税の中止を主張しています。そのような中、消費税増税を見込んだ公共料金の値上げを推進することについて批判するものであります。 各種使用料等の算出に当たり、その最大の根拠としているのが受益者負担論ですが、これも問題です。今回値上げされる使用料等には、憲法第25条で保障された健康で文化的な最低限度の生活を営む権利や、憲法第26条で保障された教育を受ける権利にかかわるものが多数あります。どのような生活状況にある人でも、誰もがひとしく保障される権利と、それに基づく公的施策において受益者負担論を持ち込み、どんどん料金を値上げしていけば、教育や福祉にかかわる施策や取り組みから排除される市民がふえていくことにもなります。 また、料金値上げの上限を従来の1.2倍から1.5倍まで拡大したことも問題です。50%の大幅値上げとなる施設やサービスもあり、それによってさまざまな市民活動、サークル活動が制約される場面も生じかねません。放課後児童会育成料、すなわち学童保育の保育料については、月額1,240円、年間で1万4,880円の大幅値上げが押しつけられます。子どもを預けなければ働けないひとり親世帯や共働き世帯は、子どもの安全・安心を考えれば、保育料が高くなったからといって利用しないわけにはいきません。それなのに、値上げ幅について保護者に説明せず、意見を聞かないまま議案として上程したことに強く抗議するものであります。 ただし、議案第89号で、若干ではありますが、企業局の努力で負担軽減を図ったことについては評価します。 民主党政権に続き、自民党・公明党政権も、大企業や富裕層に都合のよい税制や財政制度を推進しています。しかし、国民の権利と生活を守る民主的な財政運営というのは、所得や資産に応じて負担するという応能負担の原則に立つべきものです。応能負担の原則を軽視し、大企業や富裕層の優遇に無批判なまま受益者負担論を全ての市民に押しつけ、さらに負担増を求める一連の条例改定案を強く批判し、反対討論とします。 最後は、請願・陳情受理番号第1365号議会報「ならしの市議会」の紙面改善を求める陳情についてです。 陳情趣旨に書かれているさまざまな要望については、市議会として真摯に受けとめ、議会報編集委員会などで議論し、紙面の改善に努めるべきと考えます。しかし、一般質問欄における議員の質問部分の紙面量について、余りにも質問部分に多くの紙面が割かれ、答弁部分の紙面が少ないと一律に決めつけていることには違和感を覚えます。一般質問欄の執筆は各会派に任されていますが、重要な答弁であれば答弁部分の文章が長くなるでしょうし、質問趣旨を正確に伝えるために質問部分の文章が長くなることもあります。 例えば、日本共産党のほか、幾つかの会派の過去の一般質問欄を見ていきますと、普通に書かれている場合であっても、質問部分が長くなってしまう号もあれば、答弁部分が長くなってしまう号もあり、ケース・バイ・ケースです。したがって、適切な文章量が一律に判断できるものではなく、議員同士で話し合い、読みやすく配分すればよいと考えます。陳情者は陳情項目で、議員の質問、行政の答弁を同等の紙面量で書くように求めています……ちょっと失礼しました。ちょっと済みません。失礼しました。陳情者は陳情項目で、議員の質問、行政の答弁を同等の紙面量とすることが議会と行政の状況を適正に伝えることにつながると結論づけていますが、これは余りにも機械的な配分の仕方であり、適正と言えるか疑問です。 議会報の紙面改善は、さまざまな市民の意見を聞きながら、議員同士でよく話し合って合意を形成し、進めていくべきものです。市民から寄せられる紙面改善に向けた意見や要望には真摯に耳を傾け、紙面の改善に努めるべきとは思いますが、陳情者がこの陳情項目で求めている紙面改善の手法は機械的であり、同意しかねるものです。 以上で反対討論を終わります。     〔2番 谷岡 隆君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) ほかに討論はありませんか。7番宮内一夫議員。登壇を願います。     〔7番 宮内一夫君 登壇〕 ◆7番(宮内一夫君) 私は、議案第75号一般会計補正予算、議案第82号習志野市使用料条例の一部改正、議案第83号下水道条例の一部改正、議案第88号給水条例の一部改正、議案第89号ガス供給条例の一部改正、議案第91号財産処分、仲よし幼稚園跡地売却、これは仲よし幼稚園跡地売却だけではなくて、正しくは、仲よし幼稚園跡地と道路用地と、わけのわからなく買収してしまった市有地一帯を売る、売却する、こう表現したほうがいいと思うんですけれども、こう言っているのは、京葉銀行に駐車場として貸していた土地が含まれているのは、行政財産として取得したんですけれども、普通財産として営々と、21年間にわたって京葉銀行に貸し続けられた土地であります。まあ、後で内容は言いますけれども--について反対、以上の議案について反対。それから、受理番号第1363号についての賛成討論を一括して行います。 議案第82号及び議案第83号、議案第88号、議案第89号は、いずれも4月からの消費税率引き上げを伴う一部改正が含まれております。消費税率の引き上げは、社会保障と税の一体改革と称してこれまで進められてきましたけれども、これは社会保障の充実・強化のための財源確保が必要だということで消費税率引き上げ等が言われていたわけであります。しかし、安倍首相は、社会保障の充実・強化はほごにして、来年4月からの税率引き上げを実施することを決めてしまったのであります。 日本国憲法は、税金の負担について、憲法第13条個人の尊重、あるいは第14条法の下の平等、あるいは第25条の生存権の保障、もう一つ、第29条の財産権の規定からして税の応能負担原則を規定しております。しかし、日本の消費税は一般消費税と言われるように、ほとんど全ての商品の売買、あるいはサービスの提供に同率で、現在は5%ですけれども、今後8%に上げる同率で税金を課しているわけであります。よって、収入のない人や収入の低い人、同じ税金を払わせる逆進性の強い税金であります。いわゆる反福祉税であり、最悪の不公平税制であります。そのため安倍首相も、消費税を増税すれば、低所得者を初め多くの国民が物が買えなくなってしまったり、あるいは買い控えをしてしまうんではないかという認識から、経済対策と称して8兆円以上の経済対策を行う。それは住民税非課税世帯に1万円から1万5,000円の給付金を支給するとしているわけであります。しかし安倍首相は、そのどさくさにまぎれて、復興特別法人税、これを1年前倒しをして廃止をする、そして大企業の交際費の50%までを非課税にする、公共事業についても大幅にふやす、このような大企業優先の経済対策を打ち出したわけであります。 ましてや安倍首相がこの1年間取り組んできたアベノミクスと言われる経済対策は、円安を誘発し、小麦粉やお豆腐やごま油、ガソリンなど、その他たくさんありますけれども、こういった生活必需品が軒並み値上がりし、家計は大変厳しい状況になっております。消費税引き上げは、さらに厳しい生活状況に追いやってしまうことと、経済対策をしなければならないほどゆがんだ税制改悪を推し進め、より企業を優遇しようとする姿勢は容認できません。こうしたことから、消費税率引き上げを含んだ議案には反対であります。 ただ、先ほども討論がありましたけれども、ガス供給条例改正には石油石炭税の税金分は料金に反映しないということで、1立方メートル当たり42銭を企業局が負担すると。経営効率化などにより、一般家庭の1カ月ガス平均使用量、34立方メートルを使用した場合に18円の料金引き下げを実施することは評価をいたします。 霊柩自動車及び葬具、葬式の道具ですね。葬具の使用料、自転車登録料、放課後児童会児童育成料、下水道料金などの使用料、手数料の値上げについては、改定率の上限を20%から50%に引き上げすることや、3年に1度、使用料、手数料の改定をしているからといって、機械的に消費税率の引き上げや諸物価の高騰が続いている時期に行うべきかどうか、よく執行部において考えていただきたかったと思います。消費税が引き上げられ、生活必需品が値上がりし、市の公共料金が引き上げられるという、市民からとってすれば踏んだり蹴ったりの状態になると言っていいと思います。 使用料、手数料など値上げについては、3年前の改定のときに、私は、応能負担的な要素も含めた料金のあり方、減免措置の充実をも検討してほしいと要求してきましたが、それらの検討は全くなされていない点を指摘せざるを得ません。日本国憲法の規定から、地方税についても応能負担にしなければならないのにもかかわらず、2007年の三位一体改革までは、地方税について5%、10%、13%の超過累進課税制をとってきたんですが、現在は地方税の税率は10%でフラットであります。このような状況を考えれば、市の公共料金において応能負担を踏まえて料金減免制度を実施すべきと考えます。 全てを私は応能負担的にできるというふうには思いません。技術的にも大変難しい問題があるかというふうに思いますけれども、応能負担に近づける観点から、少しでも応能負担の趣旨に沿った形の実施ができるよう、今後検討することを要望いたします。 下水道料金についてでありますが、私は3年前に、下水道料金についても応益的な、むしろ応能負担がベストだと思いますけれども、なかなかできないのであれば、応益負担的な立場からいっても、10立方メートル以下の利用者は、幾ら節約しても、あるいはつつましく生活しようとして使用量を減らしても同じ料金になっている。この点を指摘しました。この今議会において、この点について総括質疑でも質疑を行いました。検討をしてきたのかということに対していろいろ答弁がありまして、私もそれなりに市当局において検討していただいたものというふうには考えています。しかし、10立方メートル以下の料金を下げると、10立方メートル以上利用している人たちの負担になってしまうということから、結果、新しい料金体系はとられずに、10立方メートル以下の人たちの引き上げの改定率を一番低く抑えたという点は、私もそれなりに評価はできるものでありますけれども、賛成に至るまでには至っておりません。ぜひ今後、多角的な検討をされて改善をするよう要望して反対討論といたします。 仲よし幼稚園跡地売却については、今売るべきではないと思います。それは、市がみずからこの地域の過密化を引き起こしてしまうことによって、小学校の学区もどのようになっていくか、まだ決めかねています。ましてや44階建ての750世帯のマンション建設とあれば、日影の問題が必ず起きてきます。住民福祉の増進を求めている習志野市みずからが自殺行為をするようなことをするべきではありません。 なお、売却しようとしている土地のうち谷津1丁目1340-16の土地は、1993年、平成5年に民間人から公共用地として取得しておきながら、売買契約をする前日に普通財産に切りかえる起案がされている。即日荒木市長は決裁をしたという奇妙なことがされて以降、所期の目的を達せず26年間も放置してきた責任は重大であります。それは1993年、平成5年の当時の、先ほども反対討論の中にありましたけれども、1坪当たり435万6,000円、総額6億8,715万2,400円で購入しておきながら、今回売却しようとしている坪単価は約239万円であります。約3億1,000万円の損失であります。何らの責任もとらずに売却してしまえば済むという話ではありません。実態解明を求め反対討論といたします。以上です。 以上で反対討論を終わります。     〔7番 宮内一夫君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) ほかに討論がありませんか。5番高橋剛弘議員。登壇を願います。     〔5番 高橋剛弘君 登壇〕 ◆5番(高橋剛弘君) 皆様、お疲れでしょうから、なるべく手短に、議案第75号と第91号に対し一括して反対の討論を行います。 私どもみんなの党は、先ほど午前中も述べましたとおり、この第91号について今定例会での売却には反対をいたします。それは、文教住宅都市憲章を照らし合わせて、我々議会が今、この場で売るべきではないと考えているからであります。それに伴いまして、この補正予算第75号も、この1点においてのみ反対をさせていただきます。 しかしながら、それ以外の、例えば金額であるとか事業者選定において大きな異論を唱えるものではありません。先ほども賛成討論の中で将来の土地の価格がわからないという発言もありましたが、現段階の相場に照らし合わせて、提示された金額が不当に安いとも考えてはおりません。また、そこにつくられるタワーマンションも、もちろん市長並びに市の皆様の丁寧なまちづくりは継続されることが前提ではありますが、習志野市の発展に大きく寄与するものと考えております。しかしながら、今定例会においてのみという条件の中で反対とさせていただきます。 ここからは市長への要望となります。本来であるならば、人生の先輩でもある市長に私が何か要望というのはあり得ないことではありますが、二元代表制たる議会の一員の一人として一言お願いを申し上げます。 今回の事業者選定におきましては、市の当局幹部の方が4名、点数をつけられて入ったと聞いております。それに大きな反対をするものではありません。大きな反対をするとするならば、一つ、私は、市長が市長の立場としてそこに点数をつける人間であってほしかったということであります。恐らく市長は、私が感じている以上にみずからに集中された権限というのを実感し、それを重々実感するがゆえに、市民の皆様の声を大事にされるというスタンスをとっていられるのだと思います。それは政治家として尊敬するスタンスではありますが、それでもなお、正当な選挙結果を経た習志野市の市長たる方なのですから、バランスの問題ではありますが、独裁者になるな、そういうことではなく、皆様の声を聞きながらも、また正当たる市長としてみずからの意見をこの議会において発言し、議論し、あるいは批判され、そして称賛され、その過程の中で今後の議案が決められていくことを切に要望といたしまして反対討論といたします。     〔5番 高橋剛弘君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) ほかに討論はありませんか。14番平川博文議員。登壇を願います。     〔14番 平川博文君 登壇〕 ◆14番(平川博文君) 仲よし幼稚園。で、もう十数年以上になりますね、この仲よし幼稚園について市議会で議論をしてきたのは。習志野市の持っている固定資産の中で二度とない、金額にもあらわれていますけれども、56億円ですから、二度とない希少価値の高い土地を新市長である宮本泰介市長のもとで売却される。で、現状の議員の政治力学からすると、この土地は間もなく売却の意思決定がされる公算が高い。で、私は自由民主党に所属していますから、考え方としては常に資本主義経済について全面的に肯定的な立場にいる。そういう観念を持ちながら、なおかつ、この土地の売却については賛成できない。なぜか。これから十数年にわたって反対してきた私の考え方を皆さんに伝えておかなきゃいけない。たとえ政治力学において少数意見であったとしても、習志野市議会の会議録に残しておきたいと思う。 仲よし幼稚園跡地駐車場売却にかかわる財産処分について、これから反対討論を行う。 平成22年6月11日、会議録によると、今から3年前、引退記者会見直前の市議会で荒木勇前市長が仲よし幼稚園跡地駐車場のこの土地について発言している。この土地をどうだああだとすると、すぐ利権があるんじゃないかとか、僕らが言うとそう言われる。僕の不徳のいたすところでございますけどねと、この言葉を議場で聞いた方も中にはいると思う。この人は、平成9年9月にJR津田沼駅南口の3,000坪の土地を市内の暴力団関係者から買い取っている。多くの保守系の市会議員の話によると、弁護士市長は、市議会議員の前で繰り返し涙を流し、当時協力要請をしている。平成9年9月、提案理由の説明で、会議録によると、市民には一切迷惑かけませんとわざわざ発言をしている。私がまだ千葉県議会に在職していた時期に当たります。 あれから16年経過した今日、現状は、26億1,000万円の債務負担行為と経過利息の5億2,527万3,426円の支払利息が一度も財団法人習志野市開発公社に返済できずに雪だるま化し、今では31億3,380万3,000円にまで不良債権化している。荒木勇前市長の特別背任罪には時効があったとしても、借金には時効はありません。弁護士市長ならではの高度な頭脳プレーと言えます。荒木勇前市長が推薦提案した代表監査委員の近藤一夫氏は、土地取引に関する長期借入金の重大な問題点をいまだに監査していない。最近の決算委員会で、ガス・水道会計から45億円に上る財団法人習志野市開発公社への不適切な短期貸付金が表面化している。16年間の短期であります。暴力団関係者から買い取った3,000坪の土地代金に流用されている。一体いつになったら、このゆがんだ習志野市の土地政治が改善されるのだろうか。市議会議員は、正直な市民がばかを見ないように一同奮起しなければならない。 JR津田沼駅南口モリシア駐車場、仲よし幼稚園跡地2,345坪の土地売却計画は、荒木勇前市長による公有地の終わりのない私物化であり、貴重な駅前の財産を今売却する理由がない。過小評価された56億円での売却は、保育所、谷津幼稚園、谷津小学校、第一中学校などの収容能力の混乱をさらに拡大することになる。公営の駅前駐車場もない。10月27日のTBS放送の「噂の!東京マガジン」という番組の報道は、無責任でゆがんだ習志野市の開発の実態を谷津小学校の事例で指摘している。我々自由民主党と公明党は、地域社会の信頼を失うことをしてはならない。習志野市の文教住宅都市憲章とは何なのか。子育て日本一とは何なのか。習志野市内で最も資産価値の高い土地を今売却して現金化する目的は何なのか。 この土地価格について経過を少し分析したい。この土地は、平成25年4月2日から--ことしのことです--公募をプロポーザル方式で最低売却価格32億450万円相当で公募開始され、5月30日に超高層マンション計画44階建て、56億円で、三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル、野村不動産の善意の--私はあえてここに善意という言葉をつけ加えるわけですが、企業家精神に対しては、先ほども申し上げたとおり、資本主義経済の中で企業家精神を強く支持する立場ですから、善意の3社共同企業体が最優秀提案事業者に選定されている。この3社の内外におけるビジネスモデルからして、善意の最優秀提案事業者だと考えています。 私の立場は、繰り返しますが、資本主義経済を最も肯定的に受けとめている経済観念を持っているつもりです。しかし、入札参加した東京建物は47階建て、71億円の土地価格を提示した。習志野市は高値の開発業者をなぜ次点にしたのか。なぜだろうか。この場合の公共の利益とビジネスの利益を深く考えなければならない。国、地方を問わず、財政運営のポイントになる。 この土地の平成21年12月1日付の不動産鑑定価格は34億4,000万円。1年11カ月後の平成24年11月1日付の不動産鑑定価格は37億7,000万円。わずか23カ月間で駅前の土地が3億3,000万円も値上がりしている。月額で1,434万円も値上がりしている。仲よし幼稚園の跡地は、平成24年11月1日までに月額1,434万円も値上がりしているんです。これが仲よし幼稚園跡地駐車場の土地の評価です。 新たな事実。さらに驚くべき客観的事実が今月の12月13日の予算特別委員会で表面化しました。先ほど7番の議員が触れています。仲よし幼稚園跡地駐車場の隣、京葉銀行駐車場に使われていた157坪の土地がある。当時の土地所有者Aさんと荒木勇前市長との土地売買契約書によると、平成5年1月14日付で坪単価435万円の価格で荒木勇前市長は土地を購入している。今回は、仲よし幼稚園の跡地は坪単価半額の239万円の安値で売却処分する。容積率も、Aさんの土地は200%、今回は特定行政庁の審査で750%になる。何で坪単価が半額の239万円になるのか。財源確保を売却理由にしながら、土地の安売りもほどがあります。これは公における特別背任ではないのか。相場の半額以下で仲よし幼稚園跡地は売られようとしている。 大蔵省の土田正顕、この人物は戦後の経済史では有名な人物になっています。大蔵省の土田正顕銀行局長による、高騰する地価を抑制するという目的を掲げた不動産融資総量規制が出たのは、忘れもしない平成2年3月27日であり、千葉県でも多くの資本家や経営者、投資家、住宅ローン債務者が破産に追い込まれた。自殺者も多数出た。このときから不動産価格は暴落したわけです。そのバブル破綻の後遺症は、生存している者にはいまだに解消されていません。何のために市内で一番価値の高い仲よし幼稚園跡地駐車場の土地が、平成5年1月14日の谷津1丁目の1340番の16の土地価格に比べて半額で、今売却されようとするのか。経済の合理性がない。 市民や市議会に見えないJR津田沼駅南口開発の仕掛けが最終段階に来ています。今回の土地売買契約書の特徴は、停止条件つき土地売買契約書となっています。市議会に責任が転嫁されている。市議会議員が土地売却にノーと意思表示をすれば、土地売買契約書は不成立になる。宮本泰介習志野市長ではなく市議会の総意で売却するという土地売買契約書になっているんです。 現在の社会情勢はどうか。平成24年12月26日に自由民主党・安倍晋三内閣が誕生してはや12カ月が経過する中で、株価の時価総額が日経平均株価で1万230円から1万5,859円、35%も上昇しています。さらに東京オリンピック開催決定は全ての経済指標にプラスに作用していると思われます。株価と土地価格の急激な上昇の中で、新たな不動産鑑定が必要であることは、財源の視点からことしの3月定例会より再三要求してきました。なぜ直近の不動産鑑定をしないのか。企業経営の財務マネジメントで12カ月も前の土地価格で値段を決めて、後で土地売買契約書を交わすような間の抜けた土地取引をする資本家や経営者はどこにもいません。経営者に経営能力がなければ、株主から経営者交代を迫られます。宮本市長も同じなんです。習志野市の経営能力がなければ、習志野市民からキックアウトされるんです。退場を求められるんです。 最近、国土交通省は、平成25年9月19日に基準地価を発表しました。三大都市圏の商業地の地価はいずれも上昇しています。売却目的は何か。駅前土地の売却目的は、主たる目的は庁舎建設資金という名目になっている。しかし、庁舎建設計画は、まだ基本計画の策定段階であり、工事着手予定は平成28年1月になっている。まだ庁舎建設まで3年もある。今から庁舎建設のために平成24年11月1日の不動産鑑定価格で仲よし幼稚園跡地駐車場を56億円で売却して、その金をどう保管するのか。預貯金金利はゼロ金利に近い。国債の利回りは0.67%です。この土地は1カ月で1,434万円も不動産鑑定価格で上昇しています。習志野市内で一番不動産価値のある駅前の土地の早期売却の本当の狙いは何なのか。前市長と現市長と一部幹部公務員による背任の要素が極めて濃い。公共の利益に逆行している。これは公益にはならない。 幼児教育、義務教育の観点から分析する。 2年以上前から、谷津地区の保育所、谷津幼稚園、谷津小学校、第一中学校の体制の不備が各議員からも指摘されている。当初から問題視されていた。10月27日テレビ報道のTBS「噂の!東京マガジン」は、谷津・奏の杜住民の切実な声を取材している。谷津住民からは「裏切られた」、「腹が立つ」など、テレビ画面で不満がぶちまけられています。宮本市長は、テレビの取材の際、「大きく反省している。猛省している」と釈明しました。なぜこんなことになるのか。誰が幼児教育、義務教育の責任を持つのか。50年来の古くからの谷津住民は、ようやく自分たちがだまされていることに気がつき始めています。しかし手おくれの状態にある。新しい高層マンションの住民はといえば、自分の子どもの教育環境に何が起きようとしているか困惑状態にある。一生の買い物で4,000万円クラスのマンションを購入して、自分の子どもが校庭もろくにないプレハブ校舎に通うことなど、まだ理解しがたい状況下にあります。詐欺が横行する社会的風潮の中で、習志野市の幼児教育、義務教育の受け入れ体制は開発詐欺と言われかねません。 ザ・パークハウス津田沼奏の杜721戸、三菱・野村・三井、3社による共同事業の大規模マンション、ザ・レジデンス津田沼奏の杜869戸、この議題の仲よし幼稚園跡地駐車場売却に伴う超高層マンション750戸の住宅戸数にさらに加えて、まだまだ高層マンション計画が浮上しているんです。この現実に対して何らの対策を用意していない意味の発言が9月の定例会ではされました。 受け入れ体制ができていないのは谷津小学校や谷津の保育所だけではありません。高層・超高層マンション計画で、この限られた地域でマイカーは一体何台増加するんだ。869戸のマンションの駐車可能台数だけを見ても、9月27日の新聞折り込み予告広告の段階で69%にしかすぎません。駐車場のない自家用車は駅前でどこに行けばいいんだ。現存していた仲よし幼稚園跡地駐車場は、200台の平場のスペースは、マンション計画に伴って、その場の来客商業用はゼロになっています、その場の。公共駐車場はありません。今こそ仲よし幼稚園跡地の駐車場がJR津田沼駅前の高層化のはざまの中で貴重な空間地帯として有効利用されるべきでありました。習志野市の土地政策は、荒木勇前市長の極端な土地政治が先行して、公共の利益がなおざりにされている。習志野市の土地問題は後を絶たない。最優良固定資産の資産管理ができないようでは、白川財政部長、吉川資産管理室長の存在意義はない。むしろ百害になっている。私は、前期で荒木勇前市長の交代を議場で要求した。今も、この土地売買の議案を提案している指揮命令権限のある若い宮本泰介市長の交代を要求する。 JR津田沼駅南口開発。 既にこのJR津田沼駅南口開発には、平成25年12月段階で44億円の公的資金が投入されている。しかし現実は、利益にならない保育所、谷津幼稚園、谷津小学校の土地・建物が十分準備されていない。高層マンション建設とマンション販売が優先されて、幼児教育、義務教育がひどいことに後回しになっている。建てるだけ建てて売るだけ売る手抜きの都市政策を進めれば、当然三代川利男土地区画整理組合の財務内容は順調になります。ですから無借金経営となっている。 平成23年1月31日に荒木勇前市長と三代川利男土地区画整理組合理事長は、JR津田沼駅南口の谷津の313坪の敷地に住んでいた、同じ谷津住民の79歳の資産家の高齢者の家に、公共性、緊急性を口実に、憲法29条で保障されている財産権の不可侵の原則を軽視して、極端な強制執行を強行している。公共の必要がいかに重大な意義を有するものであろうと、資本主義社会における財産権は、あるべき補償額のもとで保護されなければならないんです。これが自由主義経済です。ここは共産党一党独裁の国ではありません。     〔「共産党もやらないよ」と呼ぶ者あり〕 ◆14番(平川博文君) やってほしくないね。高齢の土地所有者への乱暴な強制執行は、JR津田沼駅南口開発のやり方を象徴しています。目を転ずれば、地域社会に小さな歴史を刻んできた谷津小学校も見る見る無残な校庭になり、プレハブ校舎になろうとしている。 未解決事件とラスト。 荒木勇市政の平成9年9月の未解決事件のときは、暴力団関係者から高くJR津田沼駅南口の3,000坪の土地を買い取り、平成21年度末を返済期限とするJR津田沼駅南口の土地代金は、元本の26億1,000万円と経過利息の5億2,527万3,426円の支払利息が、13年間一度も財団法人習志野市開発公社へ返済できずに、平成…… ○議長(斉藤賢治君) 平川議員に申し上げますが、第91号の財産処分の案件でございましょうか。 ◆14番(平川博文君) そうです。もう終わるから。 ○議長(斉藤賢治君) はい。そのようにお願いいたします。 ◆14番(平川博文君) 少し我慢して聞いていてください。平成34年まで利息と元本を遅延するはめになっている。支払利息に時効はない。これでは固定資産税を滞納する市民に説明できない。この暴力団関係者から買い取らされた3,000坪の土地は、ほとんどの議員の知らない間に行政文書一通で、平成18年9月1日付で、荒木市長の後援会長でもあるJR津田沼駅南口三代川利男土地区画整理組合設立準備会会長にただで与えられている。この3,000坪の土地があれば、谷津小学校の教室や小学校の校庭、保育所、幼稚園に不自由することはありませんでした。自分の後援会長にただで3,000坪の土地を与え、その土地は今マンションになろうとしている。 これが当時の行政文書です。平成18年9月1日、市有地施行地区編入の承認について。対象地域、習志野市谷津1丁目、谷津5丁目、谷津6丁目、谷津7丁目各一部。整理前公共用地、公園、フットサル、テニスコート、13筆9,581平米。公園、駐車場、3筆、882平米。合計16筆、1万463平米。たった1枚の行政文書で、26億1,000万円で買い取った3,000坪の土地を三代川利男土地区画整理組合の理事長にただで与えている。そして、この土地は一体何になるんだ。公園になるのかと言ったらば、実にマンションになっている。 ○議長(斉藤賢治君) 平川議員に申し上げますけれども、財産処分の件でございますので、その点御配慮ください。 ◆14番(平川博文君) あと4行で終わるね。 我が国日本は近代国家である以上、4,000万円クラスのマンションを購入した市民の子どもたちを、校庭もろくにないプレハブ校舎に押し込むような地方政治をしてはなりません。     〔「それが91号か」と呼ぶ者あり〕 ◆14番(平川博文君) 習志野市の文教都市憲章とは何なのか。子育て日本一とは何なのか。仲よし幼稚園跡地駐車場の売却は時期が余りにも悪過ぎる、時期が。また、売るべき公有財産ではない。 しかし、がん細胞は既に広がり、残念ながら手おくれの状態にある。国政も地方政治も最終的には現場の歴史が結論を出します。時の流れが結論を出します。JR津田沼駅南口開発の歴史の記録を残しながら、仲よし幼稚園跡地売却に反対をいたします。     〔拍手する者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 御静粛に願います。御静粛に願います。 ◆14番(平川博文君) 喉が乾いたから飲みたいけれども、早目に帰ろう。     〔14番 平川博文君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。 この際、採決を保留しまして暫時休憩します。     午後3時24分休憩-----------------------------------     午後3時45分再開 ○議長(斉藤賢治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより採決に入ります。 まず、議案第75号平成25年度習志野市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第76号平成25年度習志野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立全員であります。よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第77号平成25年度習志野市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立全員であります。よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第78号平成25年度習志野市水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第79号習志野市公共施設等再生整備基金条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第80号習志野市建築関係手数料条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立全員であります。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第81号習志野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立全員であります。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号習志野市使用料条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号習志野市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第84号習志野市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立全員であります。よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第85号習志野市立こども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第86号習志野市社会教育委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立全員であります。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第87号習志野市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立全員であります。よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第88号習志野市給水条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第89号習志野市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第90号固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は同意であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第90号は同意されました。 次に、議案第91号財産の処分について(仲よし幼稚園跡地)を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第91号は可決されました。 次に、議案第92号市道の路線認定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立全員であります。よって、議案第92号は可決されました。 次に、議案第93号指定管理者の指定について(習志野市立養護老人ホーム白鷺園及び習志野市立白鷺園デイ・サービスセンター)を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第93号は可決されました。 次に、議案第94号指定管理者の指定について(習志野市高齢者福祉センター芙蓉園及び習志野市立東部デイ・サービスセンター)を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第94号は可決されました。 次に、議案第95号指定管理者の指定について(習志野市スポーツ11施設)を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、議案第95号は可決されました。 次に、請願・陳情について採決をいたします。 まず、受理番号第1358号谷津小学校児童数増加への対応として校区変更を行わない対策に関する陳情を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は採択送付であります。本陳情を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
    ○議長(斉藤賢治君) 起立全員であります。よって、受理番号第1358号は採択送付することに決しました。 次に、受理番号第1359号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める陳情を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本陳情を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) ちょっと待ってください。確認します。数えていますから。数を確認しておりますので、申しわけありません。御協力ください。御起立の方は御協力ください。わかりました。起立少数であります。よって、受理番号第1359号は不採択することに決しました。 次に、受理番号第1360号介護職員の処遇改善を求める陳情を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本陳情を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) また、ちょっと確認させてください。起立少数であります。よって、受理番号第1360号は不採択することに決しました。 次に、受理番号第1361号特定秘密保護法反対の意見書提出を求める陳情を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、本陳情を採択することについてお諮りいたします。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立少数であります。よって、受理番号第1361号は不採択することに決しました。 次に、受理番号第1362号仲よし幼稚園跡地の事業者選定の経緯を明らかにすることを求める陳情を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、本陳情を採択送付することについてお諮りいたします。本陳情を採択送付することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立少数であります。よって、受理番号第1362号は不採択することに決しました。 次に、受理番号第1363号国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、本陳情を採択することについてお諮りいたします。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立少数であります。よって、受理番号第1363号は不採択することに決しました。 次に、受理番号第1364号習志野市こどもセンター(鷺沼)の早期再開に関する請願を採決いたします。本請願に対する委員長の報告は採択送付であります。本請願を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立全員であります。よって、受理番号第1364号は採択送付することに決しました。 次に、受理番号第1365号議会報「ならしの市議会」の紙面改善を求める陳情を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本陳情を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立多数であります。よって、受理番号第1365号は採択することに決しました。 次に、受理番号第1366号子供の通院医療費助成の年齢引き上げと窓口の自己負担の廃止を求める陳情を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は採択送付であります。本陳情を委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) また確認させてください。ちょっと確認させてください。起立多数であります。よって、受理番号第1366号は採択送付することに決しました。 次に、受理番号第1367号ギャンブルのいっそうの広がりを防ぐよう求める陳情を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、本陳情を採択送付することについてお諮りいたします。本陳情を採択送付することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立少数であります。よって、受理番号第1367号は不採択することに決しました。 次に、受理番号第1369号多くの困っている方々、特に身体の不自由な方や高齢者の方々のためにバス停にベンチを設置することに関する陳情を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、本陳情を採択送付することについてお諮りいたします。本陳情を採択送付することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立少数であります。よって、受理番号第1369号は不採択することに決しました。 次に、受理番号第1370号谷津小学校問題と縄伸び部分の土地の吟味を採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、本陳情を採択送付することについてお諮りいたします。本陳情を採択送付することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立少数であります。よって、受理番号第1370号は不採択することに決しました。 次に、受理番号第1371号三菱地所と東京建物の15億円の差の検証を求むを採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、本陳情を採択送付することについてお諮りいたします。本陳情を採択送付することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 起立少数であります。よって、受理番号第1371号は不採択することに決しました。----------------------------------- △発議案第1号ないし発議案第3号について(提案理由の説明~採決) ○議長(斉藤賢治君) 日程第3、発議案第1号ないし発議案第3号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。まず、発議案第1号及び発議案第2号について、木村静子議員。登壇を願います。     〔13番 木村静子君 登壇〕 ◆13番(木村静子君) 発議案第1号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める意見書について。 上記の議案を別紙のとおり習志野市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。平成25年12月20日、習志野市議会議長斉藤賢治様。提出者、習志野市議会議員、木村静子。賛成者、市角雄幸議員、木村孝議員、市川寿子議員。 提案理由は案文をもって読ませていただきます。 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める意見書。 厚生労働省は平成23年6月17日、「看護師等の「雇用の質」の向上のための取組について(5局長通知)」の通知を発出したが、その中で「看護師等の勤務環境の改善なくして、持続」……。違うのを持ってきちゃったかな。     〔私語する者あり〕 ◆13番(木村静子君) はい。さらに、25年2月8日には、医師、看護職員、薬剤師などの医療スタッフが健康で安心して働ける環境を整備するため「医療分野の「雇用の質」の向上のための取組について(6局長通知)」を発出し、看護等に対する取り組みを医療スタッフ全体に拡大させ、取り組みを推進している。 今後、少子化社会が到来する中で、医療・介護の「崩壊」の現状から「再生」へと進むためには、医師・看護師・介護職員などの医療・福祉労働者の深刻な人手不足を早急に解消することが不可欠であり、看護師などの夜勤・交代制労働者の大幅増員と働き続けられる夜勤改善を初めとする労働環境改善が不可欠である。 厚生労働省の5局長通知及び6局長通知を実効あるものにするためにも医療・社会保障予算を先進国並みにふやし、持続可能な医療提供体制、安全・安心の医療・介護を実現することが求められています。 安全・安心の医療・介護実現のための看護師等の大幅増員・夜勤改善を図る対策を講じるよう、下記の事項を要望します。 1、看護師など「夜勤・交代制労働者の労働時間を1日8時間、週32時間以内、勤務間隔12時間以上」とし、労働環境を改善すること。 2、医師・看護師・介護職員などを大幅にふやすこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 本案は、陳情趣旨に基づき、内閣総理大臣、その他政府関係機関及び千葉県知事に対し、標記意見書を提出するものであります。 発議案第2号介護職員の処遇改善を求める意見書について。 上記の議案を別紙のとおり習志野市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。平成25年12月20日、習志野市議会議長斉藤賢治様。提出者、習志野市議会議員、木村静子。同じく市角雄幸議員、木村孝議員、市川寿子議員。 提案理由は案文を読ませていただきます。 介護職員の処遇改善を求める意見書。 介護職員の処遇改善の取り組みとして、平成21年10月から実施されていた介護職員処遇改善交付金制度は、平成24年度介護報酬改定で、介護報酬に組み込まれ、介護職員処遇改善加算として継続されることとなった。しかし、この加算制度については「経過的取り扱いとして、平成27年3月31日までの間」とされている。 超高齢社会を迎えて、介護を担う介護職員の不足は深刻で、離職者が依然として高い状況が続いており、介護事業者は介護職員の確保に苦慮している。「介護崩壊」を食いとめ、安全・安心の介護を実現するためには、介護職員確保に向け、賃金改善などの処遇改善が不可欠である。介護職員の賃金実態は、労働者平均と比較してもおよそ3分の2程度と非常に低い実態がある。深刻な介護職場の人材不足を解消するためには、一刻も早く全労働者平均賃金への引き上げが必要である。そのため、一層の介護職員の処遇改善を図ることが必要であり、国民の負担増にならない方法での改善を求める。 安全・安心の医療。介護実現のため介護職員の処遇改善を図る対策を講じるよう、下記の事項を要望します。 1、国の責任による予算増と賃金改善の施策を拡充すること。 2、介護職員処遇改善加算の対象職員を介護職員以外の職種にも拡充すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 本案は、陳情趣旨に基づき、内閣総理大臣、その他政府関係機関に対し、標記意見書を提出するものであります。 どうぞ御賛同くださいませ。よろしくお願いします。     〔13番 木村静子君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) 次に、発議案第3号について、谷岡隆議員。登壇を願います。     〔2番 谷岡 隆君 登壇〕 ◆2番(谷岡隆君) それでは、発議案第3号を提案します。 特定秘密保護法の採決強行に抗議し、廃止を求める意見書について。 上記の議案を別紙のとおり習志野市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。平成25年12月20日、習志野市議会議長斉藤賢治様。提出者は、私、習志野市議会議員谷岡隆。賛成者は、敬称を省略させていただきますが、習志野議会議員央重則、同じく宮内一夫、同じく木村静子の各議員の皆さんです。 それでは、案文を読み上げて提案理由の説明とさせていただきます。 特定秘密保護法の採決強行に抗議し、廃止を求める意見書。 12月6日、参議院本会議において特定秘密保護法案の採決が強行され、特定秘密保護法が成立した。 民主政治は国民の厳粛な信託によるものであり、情報の開示は民主的な意思決定の前提である。同法は、指定される「特定秘密」の範囲が政府の裁量で際限なく広がる危険性を残しており、指定された秘密情報を提供した者にも取得した者にも過度の重罰を科すことを規定している。国民の知る権利が制限され、国会の国政調査権が制約され、取材・報道の自由、表現・出版の自由、学問の自由など、基本的人権が侵害される危険性がある。また、秘密情報を取り扱う者に対する適性評価制度の導入は、プライバシー侵害性が高い。 同法案が廃案にされるべきことは、国民各層から意見表明がなされてきたところである。さらに、国連人権理事会のフランク・ラ・ルー特別報告者からも、ジャーナリストや内部告発者を脅かす危険性があるとして、同法案への懸念が表明された。4党による修正案においてもその危険性は何ら減じられていない。 衆議院では、4党による修正案について、ほとんど実質的な審議らしきものはされなかった。11月25日に福島県で開かれた公聴会では、出席者全員が法案の内容に反対ないし懸念を示したのであるから、政府としてはそれらの懸念を払拭するためにも慎重審議を行うべきであった。参議院では、衆議院で検討が不足していた論点について、十分な検討がなされるべきであったが、参考人や公述人の多くが反対意見や問題点を指摘する意見を述べたにもかかわらず、これらの意見についても十分に検討がなされないまま、短時間の審議で採決が強行された。 十分な審議が行われないまま、採決が強行されたことは、極めて拙速と言わなくてはならず、同法のもたらしかねない重大な影響に鑑みると到底是認できない。また、国民主権を形骸化しかねない法案について、民意を軽視した形で採決を強行したことは、二重の意味で国民主権の基本原則に反すると言わなくてはならない。 よって、本市議会は、同法案の拙速な採決について強く抗議するとともに、同法の廃止を強く求めるものである。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提案理由。本案は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、その他政府関係機関に対して、標記意見書を提出するものである。 この案文は、幅広い方々の賛同を得られるように、法律の専門家である日本弁護士連合会の会長声明や、ノーベル賞受賞者である益川敏英さんや白川英樹さんなどを含む学者グループが出した声明をもとに作成しました。他の地方議会では、国政で与党となっている政党の議員も含め反対、廃案、即時廃止、慎重審議などの意見書や要望書が幾つも可決されています。習志野市議会でも幅広い皆さんの賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。     〔2番 谷岡 隆君 降壇〕 ○議長(斉藤賢治君) これより質疑に入ります。ただいまのところ、通告はありません。質疑はありませんか。12番立崎誠一議員。 ◆12番(立崎誠一君) この特定秘密保護法の問題について伺いますが、この、いわゆる廃止を求める意見書について、これは強行に採決をしてしまった、いわゆる内閣総理大臣を初めとする衆議院、参議院の議長、で、その他の関係者が果たしてこれをどれだけ受けとめるかということについては、当事者に対して非常に疑問を感じるんですね。だから、やるなとか無駄だとは言わないんだけれども、これがどれだけ効果があるのかというのは非常に率直に言って疑問なんですね。とにかく箸にも棒にもかからない連中が今の自民党の支配下で行われているわけですから、これがね--まあ、公明党もいるか。で、習志野市の宮本市政と同じように、とにかく四の五の言うなと。権力を持っているんだから、何をやったってまかり通るという感覚と同じなんですよ、これ。 だから、そういう点では、とにかくそれは意見書を出すのもごもっともだけれども、いいんだけれどもね、どれだけそれがこれに対して効果があるのかなという感じを持ちますね。いかがですか。 ○議長(斉藤賢治君) 質疑でございますか。はい、わかりました。 ただいまの質疑に対し、提出者の答弁を求めます。2番谷岡隆議員。 ◆2番(谷岡隆君) はい。確かに、今の国会の勢力範囲で見ますと、国会内ではこの秘密保護法に反対する批判的な意見を持っている議員というのは少数であります。しかし、この特定秘密保護法が強行採決された直後の、私が見たのは共同通信社の世論調査なんですが、それを見ますと80%以上の方が反対ないし懸念の意見を表明されているという中で、やっぱり国民の多数は、今回の強行採決に問題があるというふうに捉えているわけですね。やっぱりそれを、地方議員も含めて、その国民の声を代弁していくということは必要なことだと思います。 少数意見でなかなか与党は聞かないんじゃないか、政府は聞かないんじゃないかということを言ってしまうと、それはもう議員がいる必要があるのかという話にもなってしまいますので、それはたとえ国会内で少数派であろうとも、言うべきことはきちんと地方から言っていくという必要があって、今回は幅広い会派の方々と一緒に提案するに至ったところです。 ○議長(斉藤賢治君) 12番立崎誠一議員。 ◆12番(立崎誠一君) この特定秘密保護法案をこのような形で強行されたと言ってもいいと思うんだけれども、これをやはり、この状態をつくり出したのは民主党政権にあるんですね。これが余りにもていたらくで、ああいう、極端に言って無様な政権をつぶしてしまうようなことをするから思うつぼになってしまったんですよ。だから、今のいわゆるタカ派の、超タカ派の安倍総理に言わせれば、彼らはとにかく何を目的にしているかというと、憲法改正を狙っているわけですよ。あれは、憲法ができたときからずっと今日まで、毎晩毎晩涙を流して、枕をぬらして泣いていた連中だから、あの憲法改正ができなくて。ところが今、今日になって、それがようやくこれは日の目を見そうだという状態で、彼らにしてみればよみがえったような心境でいるわけですよ。で、その布石としてこれをまずやってみたところが、これだけの、これは彼らにとっては大変な成果を上げたわけですよ。だから、これを突破口にまた次から次へと憲法改正に向けて邁進していくという狙いを持っているわけですね。これはもう目に見えているわけですよ。だから、今ごろは民主党、とやかく言ってもどうしようもないんだけれども、やっぱりもう少し政権をとったら神妙に、かつ大胆に、やっぱり国民の審判を、支持を十分に得るような政権をやってほしかったね。 ○議長(斉藤賢治君) 質疑でございますか。質疑でございましょうか。     〔「主張です」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(立崎誠一君) あそこに民主党の方がいて、盛んにうなずいていたから、お答えできればありがたいです。 ○議長(斉藤賢治君) 提出者に対する質疑でございますか。 ◆12番(立崎誠一君) ああ、感想を述べただけです。 ○議長(斉藤賢治君) 質疑はございますか。15番真船和子議員。 ◆15番(真船和子君) 発議案第2号の介護職員の処遇改善を求める意見書についてお尋ね申し上げます。 介護現場での実態につきましては、公明党でも総点検を実施させていただきまして、介護職員の処遇改善の取り組みは実施してきた経緯がございます。その点で、この意見書の中に「国民の負担増にならない方法での改善を求める」ということでございますけれども、この国民の負担増にならない方法での改善の具体的なお考え、それをお尋ねしたいと思います。 ○議長(斉藤賢治君) ただいまの質疑に対し、提出者の答弁を求めます。13番木村静子議員。 ◆13番(木村静子君) はい。これ、本当に不思議ですよね。負担増にならない方法での改善を求めるということなんですけれども、これ、文教福祉常任委員会では質疑になりませんでしたけれども、私の考えでいいとすれば、これは国民から保険料などを取らずに国の負担というか、国の補助金をふやすとか、そういうことでやってほしいということではないかというふうに考えています。 ○議長(斉藤賢治君) 15番真船和子議員。 ◆15番(真船和子君) はい。介護の現場では、これから介護の高齢化が進んできておりまして、負担は一層ふえるものと思います。しかしながら、この国民の負担増によらない改善が求めることができるのかどうか、その点についてお尋ねいたします。 ○議長(斉藤賢治君) 提出者の答弁を求めます。13番木村静子議員。 ◆13番(木村静子君) それは、自公政権の皆さんが消費税を増税して社会保障、全額社会保障に回すと言っていたわけでありますので、ぜひそれを実現していただければいいのではないかなというふうに思います。 ○議長(斉藤賢治君) よろしいですか。ほかに質疑はございませんか。それでは、20番田中真太郎議員。 ◆20番(田中真太郎君) はい。特定秘密保護法の強行採決についてお聞きいたします。 提出者に、拙速な採決が強行されたということで書いてありますけれども、これはなぜ急いだと思いますかね、提出者は。 ○議長(斉藤賢治君) それでは、ただいまの質疑に対する提出者の答弁を求めます。2番谷岡隆議員。 ◆2番(谷岡隆君) なぜ急いだかという点については、こちらはむしろ、これは拙速だったと、もっと慎重審議すべきだったという立場ですから、急いだ理由を聞かれてもちょっと困ってしまうんですけれども。 ○議長(斉藤賢治君) 20番田中真太郎議員。 ◆20番(田中真太郎君) ちょっと視点を変えて、ここの上から5行目ぐらいの「国民の知る権利が制限され」、それから「報道の自由、表現・出版の自由」。これ、何を制限したり自由を奪ったりすることなんでしょう。何を言っているのか。これでだから奪われる自由の部分というのは、どういうことなんでしょうか。 ○議長(斉藤賢治君) 提出者の答弁を求めます。2番谷岡隆議員。 ◆2番(谷岡隆君) はい。これについては、賛同していただいた提案者も含めていろいろな見解もあるかと思います。そこで、専門的な視点から、日本弁護士連合会のほうで出している資料、これを読み上げて回答とさせていただきます。 「特定秘密」の対象になる情報は、「防衛」「外交」「特定有害活動の防止」「テロリズムの防止」に関する情報です。 これらはとても範囲が広く、曖昧で、どんな情報でもどれかに該当してしまうおそれがあります。「特定秘密」を指定するのは、その情報を管理している行政機関ですから、何でも「特定秘密」になってしまうということは、決して大げさではありません。行政機関が国民に知られたくない情報を「特定秘密」に指定して、国民の目から隠してしまえるということです。 例えば、国民の関心が高い、普天間基地に関する情報や、自衛隊の海外派遣などの軍事・防衛問題は、「防衛」に含まれます。また、今私たちが最も不安に思っている、原子力発電所の安全性や、放射線被ばくの実態・健康への影響などの情報は、「テロリズムの防止」に含まれてしまう可能性があります。これらが、行政機関の都合で「特定秘密」に指定され、主権者である私たち国民の目から隠されてしまうかもしれません。 その上、刑罰の適用範囲も曖昧で広範です。どのような行為について犯罪者として扱われ、処罰されるのか、全くわかりません。 このような見解を日本弁護士連合会は発表しております。 ○議長(斉藤賢治君) 20番田中真太郎議員。 ◆20番(田中真太郎君) 秘密に、何が秘密かというところが、今の全てつながってしまうというところにあると思うんですけれども、これは今、秘密にする事項というのがどのようなものなのか、提出者。     〔私語する者あり〕 ◆20番(田中真太郎君) じゃ、私が言うと、秘密に関する事項の何が該当するか。防衛に関するところでは、例えば自衛隊が収集した画像の情報、それから暗号、潜水艦のプロペラの材質・形状、装甲車の厚さ、潜水艦の可能深度。外交に関することだと、北朝鮮による核ミサイル・拉致に関するやりとり、外国が弾道ミサイルを発射した場合における処置。テロに関することだと、いろいろあるんですけれども、これ、読めば切りないんですけれども、一応こういうことが今、特定秘密というふうにされているわけで、それを拡大解釈して憲法違反だとか何とかと言うのは、また次の次元の話かなと私は思っておりますけれども、まあ、はっきり言ってこれは国会でやるべきことであって、一地方でやるべき話ではないかなと。     〔「意見書だから」と呼ぶ者あり〕 ◆20番(田中真太郎君) うん。意見書だけれども、私は、これをだから、この間の抗議文じゃないですけれども、何かそういう気がするんですよ。意見書はわかるんですよ。ただ、意見書として上げる事項にしてはいかがなものかというふうに思うわけで、いろいろ自分で言っちゃうんでやめます。以上。 ○議長(斉藤賢治君) よろしいですか。ほかに質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結をいたします。 お諮りをいたします。ただいま議題となっております発議案第1号ないし発議案第3号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 御異議なしと認めます。よって、発議案第1号ないし発議案第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。ただいまのところ、通告はありません。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斉藤賢治君) 討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。まず、発議案第1号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) 確認させてください。御着席ください。起立少数であります。よって、発議案第1号は否決されました。 次に、発議案第2号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) ちょっと確認させてください。御着席ください。起立少数であります。よって、発議案第2号は否決されました。 次に、発議案第3号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(斉藤賢治君) ちょっと確認させてください。御着席ください。起立少数であります。よって、発議案第3号は否決されました。 これにて本議会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。----------------------------------- △市長挨拶 ○議長(斉藤賢治君) この際、市長から挨拶したい旨の申し出がありますので、これを許します。 宮本泰介市長。登壇を願います。     〔市長 宮本泰介君 登壇〕 ◎市長(宮本泰介君) 議長のお許しをいただきまして、平成25年習志野市議会第4回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会では、提案をさせていただきました合計21の議案につきまして、いずれも原案のとおり御承認を賜りましたことに謹んで御礼を申し上げます。 早いもので、ことしも残り10日余りとなりました。1月からさまざまな事業や行事を展開してまいりましたが、いずれも議員の皆様、そして市民の皆様に御協力を賜りました。ここに深く御礼を申し上げます。 一方、平成25年は、習志野市の発展に多大な御貢献を賜りました3名の方が天に召された年でもございました。第3代市長の吉野孝様、そして第4代市長の三上文一様、そして元千葉県議会議長の村上睦郎様であります。ここに改めて哀悼の意を表し、その御功績に心より感謝申し上げます。 さて、年が明けた平成26年は、市制施行60周年という節目の年となります。これまで先人たちが築き上げてきた本市の歴史や文化を改めて振り返り、希望あふれる豊かな未来へ新しい一歩を踏み出す年でございます。年始早々の1月3日には、本市を本拠地といたしますアメリカンフットボールチームのオービックシーガルズが、史上初の4年連続日本一をかけた試合、ライスボウル、アメリカンフットボールの日本選手権が開催されます。会場は東京ドーム、対戦相手は学生チャンピオンの関西学院大学であります。3年連続の同じ対戦でございます。さらに1月5日には、習志野高校の男子バレーボール部が全日本バレーボール高等学校選手権、いわゆる春高バレーの初戦に挑みます。3年生にとっては最後の戦いということでございます。新年早々、さまざまな場面において習志野市の名前が全国にとどろきわたることを期待しております。 ほかにも、市内の各地域においてさまざまな年末年始行事が開催されます。議員各位におかれましては、何かとお忙しい時期とは存じますが、健康に十分御留意され、すがすがしい新年をお迎えいただき、さまざまな地域行事を通じて、また地域の皆様との交流が一層深まりますことを御期待申し上げます。 さて、来る市制施行60周年を祝し、市民、企業、各種団体、そして習志野市が一体となって実施いたします各種記念行事が予定されておりますが、この場をお借りいたしまして、斉藤議長には副会長に御就任いただいております習志野市制施行60周年記念事業実行委員会が製作いたしましたキャッチフレーズとロゴマーク、あわせて公募選考により決定いたしました御当地キャラを発表させていただきます。 まずキャッチフレーズでございますけれども、こちらでございます。「Jump 習志野 60」でございます。習志野市が60周年を機にさらなる飛躍をしていこうという強い思いが込められております。また、ロゴマークでは、「Jump」という言葉から連想される躍動感を表現いたしております。今後、市が主催する事業だけではなく、地域のイベントなどで御利用いただきまして、市制施行60周年を市民の皆様とともに盛り上げていこうということでございます。 次に、御当地キャラのデザインと愛称のほうを発表いたします。御当地キャラにつきましては、平成25年7月15日から8月19日にかけてデザインと愛称を募集いたしましたところ、市内外の700名の方から853作品の応募がありました。ありがとうございました。これらの作品の中から実行委員会で選考を行い、デザイン部門の最優秀賞として、習志野市内在住の濱田洋輔さんが選ばれました。そして、愛称部門の最優秀賞といたしまして習志野市在住の吉田幸さんの作品が選出されました。 それでは、こちらが習志野市のキャラクターでございます。ダーンということで、名前でございますけれども、愛称は「ナラシド♪」でございます。こちら、この音符のほうがラシド、ラシド--見えないですか。ソラシド、ソラシドとなっていまして、読むときは「ナラシド、ナラシド」と読むというようなことでございます。     〔私語する者あり〕 ◎市長(宮本泰介君) ありがとうございます。この名前、「ナラシド♪」でございまして、谷津干潟の野鳥、音楽の町習志野をイメージしたデザインで、体は習志野市の市章と同じく緑色をしておりますけれども、性格は恥ずかしがり屋ですが音楽が大好きで、音楽が流れると踊らずにはいられません。今後、習志野市をPRするキャラクターとして、さまざまなイベント等に登場する予定でございます。記念すべき市制施行60周年を、この「ナラシド♪」とともに盛り上げ、習志野の名を全国に発信してまいります。 以上、60周年のキャッチフレーズ、ロゴマーク、キャラクターデザインでございました。 なお、今入った情報によりますと、採用されたデザインとよく似ている鳥と思われる飛行物体が谷津干潟に向かっているとのことで、2カ月後ぐらいに本市に飛来するのではないかとの見通しだそうでございます。衛星で確認しているということでございます。 この1年、本市の発展と市民の暮らしを守り、より豊かなものとするために御尽力いただきました議員各位の皆様に心より感謝を申し上げ、平成25年習志野市議会第4回定例会の閉会の御挨拶とさせていただきます。 年末年始、御健勝にてお過ごしください。ありがとうございました。     〔市長 宮本泰介君 降壇〕----------------------------------- △閉会 ○議長(斉藤賢治君) これをもちまして、平成25年習志野市議会第4回定例会を閉会いたします。     午後4時49分閉会地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              中山恭順              立崎誠一              斉藤賢治...